６話 時間 ページ8
Aside
黒「では、私は少し出かけます。
大事にして下さい」
「うん。ありがと黒霧」
…あー黒霧があんなこと言うから
変に弔のこと考えちゃうじゃん
モヤモヤが止まらない…
弔に会いたいなぁ…
「よし。ソファ行こう」
怠さもなくなってきたし、復活した筈！
風邪移しちゃったら、弔にまた調和かければいいしね！
○＊○＊○＊○＊○＊○＊○＊○＊○
ソファまで行くと眠っている弔の姿が見えた。
眠る前にシャワーしたみたい。
いい匂いがする……
でも、髪濡れてる、風邪ひいちゃうよー！
起こさないといけないけど、弔の寝顔久しぶりにみたし…
いつも一緒に寝るけど、先に私が寝ちゃうんだよなあ…
「もう少しだけみていたい」という欲望に負けたが…
仕方がない。弔の寝顔綺麗なんだから
弔「…A。そんなに俺の顔変？」
A「！わっ！？弔起きてたの？」
弔「あぁ…。で、俺の顔そんなに変？」
A「全然！綺麗だから見惚れてたんだよー…」
あ、これ面と向かって言うの結構恥ずかしい
弔「そう…。A、身体は平気か」
A「うん！大丈夫だよ
ありがとう、弔。
弔は大丈夫？」
弔「一応…。あ、でもAがキスでもしてくれたら治るかなー」
は？
A「しないから！いくら看病してくれたとはいえ、キスは無理！」
弔「…」
無言になろうともしないし…
ガリッ
A「もう！弔！思い通りにいかないからって、首引っ掻いたらダメ！
もう……弔。こっちきて」
弔が目をキラキラさせてるけど、キスじゃないからね
A「調和…」
痛々しい傷が消えていく
この個性大嫌いだったけど、弔を治せるから今は好きだなあ…
A「あっ。弔、髪乾かすから、
おいで？」
弔「ん…A、ありがと」
A「はーい。乾かすから、熱かったら言ってね」
ドライヤーのスイッチを入れる
私達の間に機械音だけが響く
こんな時間が私は好きだ
A「…好きだなあ……」
弔「…なにが」
A「こうやって、弔と過ごす時間
私、一番好きだなぁ、って…」
弔が突然此方を向く
弔「俺も、Aと居れる時間が好き…」
弔はそう言って、私の喉元にキスをした
《喉元へのキス
＿＿＿貴女を離したくない》
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まゆた(プロフ) - KANONさん ありがとうございます！そういってもらえて嬉しいです！ (2017年4月17日 18時) (
レス) id: 8bbb6dca12 (このIDを非表示/違反報告)
まゆた(プロフ) - 嵯峨野さん すみません！外すの忘れていました。ご指摘ありがとうございます。 (2017年4月17日 18時) (レス) id: 8bbb6dca12 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＡＮＯＮ - 続きがとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2017年4月17日 18時) (レス) id: 222533dc7b (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野(プロフ) - オリジナルフラグはずしてくださいね (2017年4月17日 17時) (レス) id: 5fc5a42a6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆた | 作成日時：2017年4月16日 18時
