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---am7:30
み・ゆ「行ってきます。」
父「行ってくる...。」
母「はいはーい!
 皆今日も頑張るのよー♪」

 みかん、ゆずひこは学校に、父は会社に出掛け家には母一人となり
母「(はぁ...、今日は大変な一日になりそうね...。
 って、弱気になっちゃダメよ!先ずは...)グー」
 母のお腹の音が部屋中に響き渡り
母「(...先ずは...
朝御飯ね♪お腹が減っては戦は出来ず!って言うものね♪」

---am7:30
母「さて、と...」
 朝食を食べ、食器も洗い食後のお茶を啜る母は頭の中で部屋の片付けに関する戦略を練っていた。

母「(...取り敢えずは、洗濯機を回さなきゃね。その間にリビングの惨状をどうにかしましょう...。
 本当だったら、今日必要な物と要らない物を分けておく予定だったけど、こうなったらもう仕方ないわね...ハァ。
 取り敢えず、リビングにあるものは寝室にでも投げやって、リビングの掃き掃除と拭き掃除をして洗濯物を干して、トイレ掃除をすれば完璧ね!
 よし、お母さん頑張るわよ!」

母は始動する!









am12:00
母は、無事に部屋の片付けを終えた





...はずだった。
母「(どうしてこうなったのかしら...。」

母が寝室に荷物を運んでいた頃、突然チャイムがなった。
「(誰!?こんな忙しい時に!??)
 はーい、ちょっと待ってください!」

ドアを開け、そこにいたのはお隣の鈴木さんだった。
母「あら鈴木さん?
 どうも、おはようございます!」
鈴「おはよう!たちばなさん!
 これね♪お土産なの!」
母が鈴木さんから袋を受け取ると、その中には...
母「あら!陣太鼓じゃない!
 懐かしいわぁ。どうも、ありがとう♪」
鈴「私ね!漫画書いてるでしょ?だから、その取材旅行で九州にね行ってきたのよね!そしたら、うちの旦那がたちばなさんたちは確か九州出身だっただろう?って言ったのよね!あぁ、確かにそうだったわね♪ってことで...」ペチャクチャペラペラ
母「(え、え、えっ〜!?語りだすの!?)」ガーン

二時間後...
鈴「あら?ごめんなさい♪少し話しすぎちゃったわね...大丈夫だったかしら?」
母「!えっ、ええ大丈夫よ(途中からフリーズしてたわ...)」
鈴「ごめんなさいねぇ、じゃあ、私はそろそろ失礼するわね♪」
母「わかったわ!お土産ありがとね♪」

母「はぁ、やっと解放されたわ...。」
気付くと、洗濯物も終わっており、洗濯物をほしていると...
チリリリリ、チリリリリ
母「今度は何ー!?」

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作者名:とたけけ | 作成日時:2015年1月17日 21時

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