今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:46,758 hit
小|中|大
情報提供27回目(椿) ページ29
はてさて、ドス君はどんなのがお好みなのだろうか。一応友人として付き合いはあるにせよ、この男の好みはよく分からない。
「人混みと自宅と古本屋、どれが良い?」
「A君そろそろネタが切れてきましたね」
「当たり前だよ。僕はこれでも拠点に引き篭ってるのが常なんだからね!外に出てる方が珍しいんだから」
本当の所、情報屋稼業は外に出る事が殆ど無い。前回の依頼は例外中の例外で、あんなに動く事も無い。
この街に愛着はあるにせよ、進んで面倒事に首を突っ込む程の自死願望は持ち合わせていないし、何より僕は平和が好きだ。
太宰君じゃないけれど、痛いのも苦しいのも嫌いだし、かなり自分勝手な人間だからね。
「…人間とはそういうものでは?」
「…許可なく思考を読むのは止めようっていったよね…?」
「Aくんは分かりやすいので」
それ不味いじゃん。そんなにわかり易かったら今に拠点特定されて凄まじい事になっちゃうやん…。
ーー
頼まれたのに話進めてません、ごめんなさいあっすん!次お願いします!
情報提供28回目(あっすん)→←情報提供26回目(あっすん)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
109人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ