大学のセンパイに言い寄られていて困ってます。【 lrn 】

E p i s o d e . ページ5

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要はサークル存続の為にこの御三方に全く興味の無い私にサークルに入れと？ 貴方達からしたら好都合な存在かもしれないけど 私に利点なくない？？





『他を当たって下さい、私は入りませんので。』




lrn ｢ 無理。｣



kzh ｢ 他の女はめんどくせーからパス。｣



kne ｢僕も君が入ってくれたら凄く助かるんだけどなぁ⋯ 。｣





無駄に面の良い顔でこっちを見ないでほしい、なんか腹立つ。(？)
ゲームは家でやるくらい好きだし、大学でもできるんなら喜んで入りたいけどなんせメンツが無理すぎる。やだ、穏便な生活を送れなくなっちゃう。




kne ｢ ⋯ あ、 いいこと思いついた。｣



『 ⋯⋯ なんでしょうか。』



叶先輩は口元を緩ませながら私が食べていたクッキーの袋を取り上げて｢このお菓子好き？｣と問う。




『めちゃくちゃ好きです、この世で一番好きなチョコチップクッキーなんですよ。』




そう、 ここのメーカーはチョコレートが人気なんだけど 数年前に発売されてから毎日買ってるこのチョコチップクッキー、マイナーだけれど これを超えるお菓子に未だ出会った事がない。毎日食べてる、毎日食べても飽きないんだもん。




kne ｢このメーカーで僕のお父さん働いてんだよね。割れちゃったりとかワケありのクッキーが家にめちゃくちゃ置いてあるんだけど消費に困ってたんだ、⋯ もしよかったら、どう？ ｣




そんなの、そんなの ⋯ ！！！！









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『 ⋯ 仕方ないですね、それで手を打ちましょう。』




#チョコチップクッキーWIN




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