E p i s o d e . ページ3
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｢なあこれめっちゃ美味い、おかわりある？｣
『天ぷら？ 海老とさつまいもどっちがいい？』
｢どっちも。あとこの豚汁も飲みたい。｣
『ふふ、あいよ。』
ほんとにさっきまで血を流して倒れていた人物なのか。めちゃくちゃ食べるじゃんこの人。明日また買い出し行かなきゃだな。
｢は〜 ⋯ こんな美味い飯食ったん久々やわ。｣
『そう言ってもらえてなにより。』
｢なんでこんな美味いん？プロとか？ ｣
『昔、よく母の手伝いしてたからね。⋯⋯ はい、海老とさつまいも。豚汁どれくらい食べたい？ 』
｢さっきと同じくらい。｣
『いい食べっぷりだね、作った側も嬉しくなる。』
熱々の豚汁をよそい、カウンターへと出せば ぺこりと 小さくお辞儀をした彼。何度もおかわりしたとは思えないほどいい食べっぷり。 やっぱり美味しそうにご飯を食べてくれる人っていいよね。作りがいがある。
｢飯食ったら帰るわ、組のヤツらが俺の事探しとると思うし。｣
『ふふ、やっぱりギャング？』
｢気付いてたん？ なのに助けるって人が良すぎるやろ。｣
『いいの、私がやりたくてやってんだから。』
｢また今度お礼したいからコレ、受け取って。｣
『お礼なんてそんなのいいのに⋯ 。』
｢あかん、俺の気が済まへんもん。｣
ほぼ強引に渡された連絡先を渋々受け取って割烹着のポケットにしまい込んだ。ド忘れしてそのまま洗濯回しませんように。
｢ご馳走様、マジで美味かった。｣
『お粗末さまでした。』
席を立ち上がった彼にひとつ小包を渡した。中には3つのおにぎり、梅と鮭、それから私オススメのエビ天むすおにきり。組の子達と食べるのもよし、一人で食べちゃうのもよし。キミの好きにしてね。
｢ここら辺治安悪いから、何かあったらスグ連絡して。｣
『ふふ、わかったよ。』
片手を上げて店を出ていく彼を見送り、ふと思った。
『⋯⋯ 名前、聞くの忘れてたな。』
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だるだらまふぉ - はじめまして!!2を見てみたいです！お体を崩さぬよう更新頑張ってください！楽しみにしています (1月19日 0時) (
レス) @page14 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
Lu__A09(プロフ) - はじめまして！我的には2がみたいです！ (12月25日 15時) (レス) @page14 id: ebf47e3a09 (このIDを非表示/違反報告)
KIRA(プロフ) - はじめましてー！どっちもいいんですけど�△�見たい…かな？��希望で！ (12月21日 0時) (レス) @page14 id: 4bc181a3bb (このIDを非表示/違反報告)
スズ(プロフ) - 初めまして！本当は�△�いいんですが、どっちも見たい欲があるので、どっちもとかはダメでしょうか。 (12月13日 13時) (レス) @page14 id: 48365f2458 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - はじめまして！個人的�ヾ�望です！ (11月25日 22時) (レス) @page14 id: 394344b0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栢 | 作成日時：2023年10月27日 23時
