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『いやぁ、ほんっと可愛かった……。』
田中「まじで幸せそうな顔してんね。なんかそれ見るだけで楽しかったんだろうなぁって分かるわ。」
たいきゃんと同じく、本日お仕事があってすだなな夫妻のお家に行けなかった樹くんと合流して、そのまま二匹の可愛い子達が待っている自宅に帰った。
別れてからも余韻がすごくて、車の中にいた時からずっと今日あった出来事を話してしまっている。
壁打ちのように話しているだけなのに、それを楽しそうに聞いてくれている事実に安心する。
田中「今日なに食う？」
『食材はあるから大体は作れると思うよ。』
田中「え、わざわざ作ってくれんの？」
『なんか……作りたい気分。』
田中「じゃあ俺も一緒にやる。」
『いいの？疲れてるでしょ。』
田中「当たり前じゃん。」
『ありがと。』
田中「こちらこそ。」
仕事で疲れているはずなのに、こうやってキッチンに立つと毎回手伝ってくれるのも愛情だなぁと。
すだなな夫妻を見て、「将来、こんな風に樹くんと家族になるのかなぁ」なんて考えてしまって。
こうやって二人でキッチンに立っていると、そんな思いがさらに強くなって、なんだか恥ずかしい。
『なに食べたい？』
田中「んー……親子丼？」
『いいね。じゃあたまご割ってくれる？』
田中「はーい。」
樹くんがたまごを割ってくれて、私が鶏肉を切っている間、ふと、さっきあった会話を思い出した。
小松「二人とも仲良さそうだったもん、はたから見たらこんなに続いてるのも納得だよ。」
『へへ、そうかな。』
菅田「なんの話？」
小松「Aちゃんの彼氏さんの話。」
菅田「あー、田中くんな。」
『おかげさまでながーく続いてます。』
菅田「田中くんあの風貌から想像できないくらいいい子やもんな。あん時付き合いたてやったっけ。」
『そうだね、そんなに経ってなかったと思うよ。』
菅田「……そう考えると、付き合いたてとは思えないくらいAが寝てる間に惚気けてたよな、田中くん。」
『えっ？』
菅田「ん？なんもない。」
『っ、なに？え、菜奈ちゃんなんの話？』
小松「ふふ、……あっ、ミルクの時間だ。」
『あっ、えっ、逃げた、！？』
田中「ん？なに？」
『……なんでもない。』
田中「絶対なんでもなくないじゃん。なに？」
『なんでもない。』
田中「ねぇねぇ、なぁに？なになになに？」
『あーっ、うざいうざい。』
田中「んははっ、かぁわいい。」
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花火2016(プロフ) - のさん» コメントありがとうございます！まいやんとのお話考え中ですのでしばしお待ちください！✨ (3月10日 16時) (
レス) id: d050ed87d3 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - 白石麻衣ちゃん推しとしても今回出番あったのとっても嬉しいです。2人が仲良くなっていくところとかまた見れたらいいな。 (3月9日 21時) (レス) @page8 id: 84741cfeca (このIDを非表示/違反報告)
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