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深澤「へぇー、じゃあ俺らライバルって事?」
山田「いやっ、俺もう彼女いるから。」
仁村「収拾つかなくなりそうだから話戻すけど、咲良は本当にいいの?檜山くんが、同じ学校の可愛い女の子にアプローチされてもなんにも思わないわけ?」
『別にいいと思うよ。それで二人が付き合おうが、付き合わなかろうが、それ二人の問題であって、私には関係ない事だし。……まぁ、居候問題はちょっと解決しなきゃだけど。』
古川「……ねぇ、お兄さんって咲良に振られたのいつ頃?」
深澤「んー……二ヶ月くらい前だよね?」
『あー、そのくらいかな?』
古川「前の咲良だったら、いいなって思った人なら即そういう関係に移行してたわけじゃん。この人振って、檜山くんを選んだって事はさ、それは好きって事なんじゃないの?」
山田「単純にタイプじゃなかっただけじゃなくて?」
深澤「はは、ひどいなぁ、」
仁村「いや、元々咲良はこういう何考えてるか分かんないような人がタイプだよ。なんならタイプじゃないのは檜山くんの方。」
古川「タイプじゃない檜山くんを選んだって事は、少なからずそういう気持ちがあったって事でしょ?これについては咲良の異論は認めない。絶対そうだもん。」
『そうなのかなぁー……。どうなんだろうね。……なんか自分でもよく分からなくなっちゃった。』
仁村「いや、分かんないって……。」
『あっ、もう勤務時間が過ぎておりますので、私はお先に失礼いたします〜。』
「「えぇーっ、!?」」
『やまちゃん後よろしくね。みんな楽しんで〜。』
山田「おつかれ。……、意外と臆病なんだよなぁ。」
古川「……でも咲良ってさ、今までそういう関係の人は作っても、恋人って作ってなかったよね?」
深澤「……特定の相手作りたくないんじゃない?遊びたいからって言うのじゃなくて……もっと別の理由で。」
古川「別の理由って?」
深澤「いや、そこまでは分かんないけど。……俺なんかより二人の方が分かるんじゃないの?仲良いんでしょ?」
仁村「仲良いけど……咲良って掴めないから分かんない部分が多いんだよ。……やまちゃんさん何か知らないの?」
山田「いや、もう俺まじで数日で終わって、バーテンダーと客って関係性になったから。そんな男が分かるわけねえじゃん。」
仁村「にしても、なーんか直談判してきた女の子が不憫だよねぇ。告白せずにいたら他に好きな女ができちゃって、しかも既に同じ屋根の下で暮らしてるなんて。」
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花火2016(プロフ) - のさん» コメントありがとうございます!まいやんとのお話考え中ですのでしばしお待ちください!✨ (3月10日 16時) (レス) id: d050ed87d3 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - 白石麻衣ちゃん推しとしても今回出番あったのとっても嬉しいです。2人が仲良くなっていくところとかまた見れたらいいな。 (3月9日 21時) (レス) @page8 id: 84741cfeca (このIDを非表示/違反報告)
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