第一話 希死念慮と野良猫 ページ7
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松村北斗「……。」
選考結果の見慣れた文字の羅列を見て
ふと、死ぬなら今日だなって思った。
大きな理由とか、きっかけとか、引き金とか
そういう……誰かに語れるような大層な物はなくて。
いつからそんな思いが芽生えていたのかすら、分からない。
松村「……。」
兵頭功海「あっ、ねえねえ！」
松村「っ、はい、」
兵頭「今日、合コンあるんだけど、女の子一人増えちゃってさぁ、そのー……良かったら来ない？」
松村「……えっ、」
前田拳太郎「おい、だる絡みすんのやめろって〜。ごめんな、こいつ無視していいからな？」
松村「……いえ。……失礼します。」
兵頭「……あの人、名前なんだっけ？」
前田「覚えてない。」
兵頭「だよなぁ〜。」
前田「てか名前覚えてない奴、合コンに誘うなよ。」
兵頭「あはは！悪い悪い！！」
山下美月「……っ、」
松村「……。」
ただ、強いて言うなら
松村「……。」
雨が降ってたから、かもしれない。
松村「……っ、」
《Dekky TOKYO》
死ぬ前に、暗い自分とは無縁だった場所に行きたかった。
ただ煌びやかな世界に殺されたかったのかもしれない。
「いらっしゃいませ。」
松村「……あ、初めてなん、ですけど……。」
「では身分証の提示とサインをお願いします。」
松村「あっ、……、はい。」
「入場料2000円頂戴いたします。」
松村「……お願いします。」
「はい、丁度いただきます。……それではこちらがドリンクチケットになります。メインバーだけでなく、お二階のバーでも注文いただけますので、よろしければご利用ください。」
松村「……ありがとうございます。」
「えー！やばーい！うわ、！？」
松村「……っ、すみません、」
「すみませーん。」
松村「っ、……」
「……ねえ、あの人ありじゃない？」
「んー、顔はありだけど……陰キャそうだから無し？」
「あはは！まじか〜！」
「……あの、本日お二階のバーは比較的空いておりますので、よろしければご利用ください。」
松村「……すみません。……、」
……いっそ誰か殺してくれないかな。
そう思いながら、重たいドアを開いた。
山田裕貴「あぁ、いらっしゃい。」
松村「……こんばんは。」
山田「ご新規さんだね、なに飲む？」
松村「……なにがありますか？」
山田「んー、カクテル系は基本なんでも。」
松村「……、じゃあ、おまかせで。」
山田「はーい。ドリンクチケット一枚ね。」
松村「……はい、」
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花火2016(プロフ) - ぴさん» ありがとうございます！波多野ちゃんも喜んでおります！笑 皆さんのおかげで素敵な一年になりそうです笑 (2月9日 23時) (
レス) id: d050ed87d3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新ありがとうございます！そしてはたのちゃんお誕生日おめでとう！25歳！はたのちゃん、花火2016さまも素敵な一年になりますように (2月9日 15時) (レス) id: 6f5cf267a1 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ぬょさん» コメントありがとうございます！もうここまで来たら一旦倦怠期迎えたこと書いちゃえ！！って思って書きました笑笑 はたちゃんの「は」は私の「は」です！！（違う） (2月2日 15時) (レス) @page17 id: d050ed87d3 (このIDを非表示/違反報告)
ぬょ(プロフ) - 花火さんの報告(?)の次のお話がじゅりはたの倦怠期なのあまりにも素直すぎて花火さんが愛おしいです笑はたちゃんの｢は｣は花火さんの｢は｣だったんですね(?) (2月2日 15時) (レス) @page18 id: 81b3a9c5f9 (このIDを非表示/違反報告)
エム(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。私は他の方との恋愛模様も見たいなぁと思っています。花火さんが楽しく創作活動できる方を選んでください！ (2月2日 2時) (レス) @page16 id: f8c2db3e69 (このIDを非表示/違反報告)
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