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『……って事があって、』
新垣「そっかぁ……、それは嫌だったね……。」
『……いや、別に嫌だった訳じゃないんです。』
新垣「じゃあ……」
『嫌だった、というか……後悔するような事を言わせちゃった原因が自分にある事が分かってるのが辛くて……。』
新垣「後悔？」
『……伴野くんが私に「何も知らないのに首突っ込んでくるな」って言った後に……後悔したような顔したんです。』
新垣「後悔したような顔、ねぇ……。」
『……伴野くんの友達になる資格ないのかもなぁって。悪気はなかったとしても、そんな事言わせるなんて……。』
新垣「……友達の定義って、なんなんだろうね。」
『え……？』
新垣「先生は、人と三回以上話したら友達だと思ってるの。条件的には私と宮園さんも友達同士だけど、私達は友達じゃなくて先生と生徒っていう関係でしょ？」
『たしかに……。』
新垣「友達になるのに、条件とか定義とか資格とか、そういうのはないんじゃないかな。結婚みたいに双方の了承を得て、書類を通して友達になる訳でもないでしょ？宮園さんが伴野くんを友達だって思ったら、その時点でもう友達なんじゃない？」
『……友達、』
新垣「伴野くんもきっとそう思ってるよ。だから宮園さんに思った事を言えたんじゃないかな。」
『………ありがとうございます、少し楽になりました。』
新垣「授業戻る？あと10分だから居てもいいよ？」
『いや、戻ります。ありがとうございました。』
新垣「分かった、お大事に。」
『失礼します。』
新垣「………もう宮園さん行ったよ。」
田中「……………。」
新垣「わざわざ隠れなくてもいいのに。」
田中「……いま会うのは、気まずいだろ、」
新垣「同じ事言ってる……。」
田中「は？どういう意味だよ。」
新垣「いや、なんでもない。……で？話の続きだったと思うけど、これ以上なにか話す？当の本人は嫌な気持ちはしてない、むしろ申し訳ないって言ってるけど。」
田中「………帰る、」
新垣「そう、分かった。……喧嘩は程々にね。」
田中「ん。」
新垣「……お似合い、」
田中「…………………っ、」
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森本「はぁ……あいつ………。」
『あれ、矢吹くん……？どうしたの？』
森本「あぁ……あの、尉が居なくなっちゃって。」
『えっ？』
森本「いつも屋上とかプールサイドに居るのに、今日はいないんだよ。連絡もつかねぇし……どこ行ったんだ。」
『……喧嘩しに行った、とか。』
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もえ(プロフ) - 花火2016さん» いえいえ！これからも密かに楽しませて頂きます^ ^ (2021年7月16日 18時) (
レス) id: 5c6cbb5cac (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - もえさん» こんにちは！コメントありがとうございます！恥ずかしながら存じ上げなかったので今調べたのですが、めちゃくちゃ美しい方ですね…！【君の名前で僕を呼んで】も気になるので近い内に観てみますね！教えていただきありがとうございます！！ (2021年7月16日 15時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 花火さんこんにちは！ティモシーシャラメさんご存知でしょうか？君の名前で僕を呼んでという映画がとても美しいのでもしご覧になったことが無かったら是非お勧めします！ (2021年7月16日 7時) (レス) id: 5c6cbb5cac (このIDを非表示/違反報告)
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