怪演女優 Thirty Three

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松村「てかさ、こないだ波多野さんがANN出演した回で俺の名前出してくれたじゃない？」

田中「あー、あの、北斗みたいなパチこき野郎よりも俺が好きで好きでたまんない♡って言ってたやつ？」

松村「そこまでは言ってねぇよ。」

田中「あれ、言ってなかった？」

松村「波多野さんパチこき野郎とか言わないから。」

田中「え、それで？それが？どうしたの？」

松村「そう、それ聞いて俺もう……うわぁって……。」

田中「え、なになになに？笑」

松村「こう、うわぁってなったの。」

田中「お前急に語彙力なくなった？笑」

松村「いや、あの、うわぁ光栄です……っていう。」

田中「あれ、どんな話したっけ。」

松村「あのさ、あの……波多野さんがいつか共演したいって俺の事言ってくれてて。すっごい嬉しかったの俺。」

田中「あー、」

松村「そう、マジで共演したくて。てかあの……波多野さんガチファンの樹の前で言うのはあれだけど……。」

田中「なんだよ、言ってみろよ、」


松村「……波多野さんとラブストーリーやりたいなって。」


田中「逮捕。」

松村「なんでだよ。笑」

田中「緊急逮捕です。ポリスメン呼んで。」

松村「ポリスメンってなんだよ、警察って言え。」

田中「死刑。」

松村「重いよ。」

田中「俺のAちゃんなので駄目です。」

松村「違う、お前の波多野さんじゃないのよ。」

田中「俺とラブストーリーやってんのよ、結構好評なのよ？俺とAちゃんのラブストーリー。何をお前はAちゃん横取りしようとしてんの。」

松村「ちょっと待って、お前は波多野さんのなんなんだよ。」

田中「いやいや、なんでもないけど一応ラブストーリーやってんのよ？そんな……ねぇ、そんな奴とは思わなかった。」

松村「なに勝手に幻滅してんだお前は。笑」

田中「いや、どう思う？これはもう逮捕して即刻死刑だよね？死刑じゃなくても無期懲役だから。」

松村「だからさっきから罪が重いんだよ。」

田中「駄目だからね？Aちゃん、北斗とのラブストーリーのオファー来ても出ちゃ駄目だからね。」

松村「なんでだよ。笑」

田中「Aちゃんは俺のだからね。」

松村「だからお前のじゃねぇって。」

田中「いやいや、俺のAちゃんだよ！！」

松村「だからお前の波多野さんじゃねぇよ！！」

第三話 White Lily→←ジングル

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