第３８話！ ページ43
相良「...なぁ、A。」
くっついていた猛くんが、余計私と距離を詰めてきて、話し掛けてきた。
『どうかした？あ、暑い？』
相良「いや、そうじゃなくて。」
猛くんは私から離れて、正座をして、私の目の前に座った。
相良「...良いのかよ。」
『...え、なにが？』
相良「...俺が、開久の頭じゃなくても、Aは俺と付き合ってて良いのかよ。」
今更何を言うんだろう、この人。
猛くんが開久の頭じゃない頃から付き合ってるのに、頭じゃなくてもって。
『猛くんが開久の頭じゃなかったら、私が嫌いになるとでも思ってるの？』
相良「いや、っていうより、頭になって早々降ろされた俺で、いいのかよって。」
そう言ってる間も、猛くんは正座をしたままだった。
そんなかしこまらなくても、私の答えはちゃんと決まっている。
『どんな猛くんでも、頭じゃなくても、そんなの全然関係ないよ。』
そう言って、猛くんに静かに抱き着いた。
猛くんは正座のまま後ろの方に倒れてしまったけど、今はそんなの気にしない。
『猛くん。今まであんまり言ってこなかったけど、この機会だから言うね。』
正座のまま倒れてしまった猛くんを起こし、目をじっと見る。
そして、心から思っていた事を言う。
『猛くん、大好きだよ。』
そう言ってこの間のように、頬にキスを落とす。
すると、猛くんはぼっと顔を真っ赤に染めて、こちらを涙目で睨むように見てきた。
『...え、なに、ごめんね？』
相良「...お前はよぉ、変に、なんか、変に鈍感なとこ、あんだよなぁ...。」
そう言って、猛くんは私をソファーに運んで押し倒してきた。
押し倒す、と言っても、強引に押し倒した訳じゃなくて、優しく静かに押し倒してきた。
そして、猛くんも私の唇にキスを落とした。
相良「俺も、好き。」
真っ赤になりながら、猛くんは言ってくれた。
そうやって、ちゃんと言葉にしてくれたのが嬉しくて、私も真っ赤になってしまう。
そんな私を見て、猛くんは子供のように笑って、頭を撫でてくれた。
相良「照れんなよ。」
『...猛くんに言われたくないんだけど。』
そう言うと、猛くんはまた笑った。
それにつられるように、私も猛くんに笑いかけた。
やっぱり、猛くんは大丈夫。
復讐なんて怖い事、するような人じゃない。
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こもれおLOVE - 猛くん可愛い。キャラ崩壊してもいい。いやむしろキャラ崩壊して。マジやばい。いっそんパウダ(( (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 773f58e41c (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - アルゴリズム体操ｗ久しぶりに思い出しました！！♪手を横に〜あらアブナイ〜ってやつ！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: 3f4ccbd374 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 花火2016さん» さとす……でも言い直すの厳しいですね！経験者は語るってことで辞めときます。忠告はちゃんと聞くタイプ←((目の前にいるのにメール送ってきたら馬鹿と見なしましょ。 (2018年12月13日 20時) (レス) id: 656cb74d82 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ＊ルーラー＊さん» ありがとうございます(T_T)全然迷惑じゃないですよ！こちらこそありがとうございます(T_T) (2018年12月13日 19時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
＊ルーラー＊ - 迷惑になってしまったらごめんなさい。本当に、もう、泣きそうです。相良くんがヤバイです。夢主ちゃんもヤバイです。本当に泣きそうです、ありがとうございます((( (2018年12月13日 17時) (レス) id: 38581538ac (このIDを非表示/違反報告)
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