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─ この頃、京の武士の間では ─
─ 鎌倉を恐れ、義経を見限ろうとしている者が出始めている。 ─
村上「………。」
─ 土佐房昌俊。 ─
─ 元は、興福寺の僧兵だった男。 ─
三浦「いい？まずは、屋敷の外で見張りに立っている女を狙うの。……小柄で顔立ちがはっきりしている女よ。」
村上「……。」
三浦「ねぇ、分かってる？九郎様は痛めつけるだけ。決して命を取らぬ事。……それと、顔は勘弁してあげて。」
村上「……行くぞ。」
三浦「ねぇ、分かってる？……屋敷の中にいる女は殺していい、でも九郎様と屋敷の外にいる見張りの女は駄目。」
村上「………。」
三浦「っ、お願いだからね！！」
『…………っ、』
石橋「……石？」
菅田「……っ、」
石橋「誰がこんな事、」
菅田「八千代だ。……、何者かが屋敷に侵入したという合図だ。」
石橋「……えっ、」
菅田「………っ、私から離れるな。」
石橋「……っ、」
村上「……っ、逃げられたか、」
菅田「……っ、！？」
「いたぞーっ！！」
「「うおおおおおっ！！」」
菅田「っ、八千代、静を頼む！！」
『はっ！！……っ、こちらへ、』
石橋「っ、八千代さん、」
『……この短刀をお持ちになっててください。』
石橋「でも、これ、」
『……短刀より、静さんの命と、お腹の子の命の方が大事です。』
石橋「……はい、」
佳久「何やつ！！……っ、八千代！！」
『弁慶！！私は静さんをお守りする！！お前は御曹司の所へ！！』
佳久「相わかったぁ！！」
菅田「……っ、はぁ……っ、」
『…………、っ、』
三浦「…………。」
杉本「………。」
『…………………。』
・
杉本「間違いない。……鎌倉が送ってきた刺客だ。」
『…………。』
菅田「……っ、兄上が……っ、私を、殺そうと……？」
杉本「他にそなたの命を狙う者がどこにいる！！」
菅田「……っ、血を分けた兄弟ではないか！！」
杉本「頼朝はお主が怖いのだ、源氏の棟梁の座を奪われるのが！！」
菅田「……私は、どうすれば、」
杉本「いずれまた、鎌倉の息のかかった奴らがやってくる。……その前に手を打つ。……挙兵するのだ。」
菅田「……っ、挙兵……！？」
杉本「明日、共に院御所へ伺い、法皇様に頼朝追討の宣旨を頂く。」
菅田「……兄上を、討つ……？」
杉本「事はもうそこまで来ているのだ、九郎。……腹をくくれ！！」
菅田「……っ、はぁ、……っ、うわあああああっ……、！！！」
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花火2016(プロフ) - ねるさん» わざわざコメントありがとうございます…！私の作品と似ている！と指摘してくださったって事は、私の作品見てくださってるって事ですもんね…！（嬉しい）親切にご指摘いただき、解決することが出来ました！むしろ感謝しかないです！笑 ありがとうございました！ (2022年5月4日 2時) (
レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ねる(プロフ) - この作品と似てるって他の作品にコメントしたものです🙇♀️ 余計なことをしてしまったみたいですみませんでした😢💦 (2022年5月3日 19時) (レス) id: c635e2ed44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - ありがとうございます！！ (2022年5月3日 9時) (レス) id: e18cd32993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆっぴーさん» もちろんです！ (2022年5月3日 9時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - 作者様が優しい方で良かったです、このまま書き続けてもいいですか？ (2022年5月3日 7時) (レス) id: e18cd32993 (このIDを非表示/違反報告)
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