第4話 ページ15
・
─ インターハイ予選まで、あと7日!! ─
『……、どうぞー?』
木村「……どうも。」
『あれっ、桐沢さんじゃないですか!珍しい……。……怪我ですか?』
木村「あ、いや、そうじゃなくて……ご相談があって。」
『相談?いいですよ、……なんでもどうぞ?』
木村「……一週間後って空いてます?」
『一週間後、』
木村「はい、……一週間後。」
『……、まさか、』
木村「……あ、はい、そのまさかで」
『デートのお誘い……?』
木村「……ん?」
『え、待って、……デート!?一週間後に!?私と、桐沢さんが!?』
木村「あ、いや、」
『あああ…っ、ちょっと待ってください?……えっ、何着てこう……!?』
木村「あの……牧野先生、ま、……牧野先生!」
『はい!』
木村「……すいません、デートじゃないっす。」
『……デー、ト……じゃない?』
木村「あの、来週なんすけど……インターハイ予選があるんですよ。」
『……ボクシング部の?』
木村「はい。……それに、来てほしいんっすよ。」
『と、言いますと、?』
木村「あの……伊庭の肋骨の件、凄いしっかり対応していただいたんで……今回も、インターハイ予選でなんかあったら、手当とかしてもらおっかなーって思ってて。……折原先生とか、俺より頼りになるんで。」
『……、私で、いいんですか、?』
木村「……はい、牧野先生がいいと思って、頼んでます。」
『…………。』
・
『はい、ぱんちばーんち!!もっともっとー!!頑張ってー!!』
吉柳「しーちゃん、なんでそんなに熱入ってんの?」
『決まってるじゃん!松高ボクシング部に勝ってほしいからだよ!』
山田「いや、でもしーちゃん関係ないし、」
『なぁーんでそういう事言うのー!私も応援したいのー!!』
満島「しずく先生もインターハイ予選来てくれるみたいだから!ここは、しずく先生のやらせたいようにやらせよう?ね?」
『松高ボクシング部ー!!ふぁいっとー!!』
坂東「もー、しーちゃん、邪魔すんなよーっ!!」
佐久本「でもなんか……」
山田「元気出るね。」
高橋「……しーちゃん、ありがとう!俺ら頑張るから!!」
『っ、ふふ、うんっ!みんな頑張ってー!!打倒!京明ー!!』
「「おぉーっ!!」」
満島「しずく先生がいると、士気が高まりますね……!」
木村「ほんっと、あの子、すげぇな……。」
326人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花火2016(プロフ) - ねるさん» わざわざコメントありがとうございます…!私の作品と似ている!と指摘してくださったって事は、私の作品見てくださってるって事ですもんね…!(嬉しい)親切にご指摘いただき、解決することが出来ました!むしろ感謝しかないです!笑 ありがとうございました! (2022年5月4日 2時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ねる(プロフ) - この作品と似てるって他の作品にコメントしたものです🙇♀️ 余計なことをしてしまったみたいですみませんでした😢💦 (2022年5月3日 19時) (レス) id: c635e2ed44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - ありがとうございます!! (2022年5月3日 9時) (レス) id: e18cd32993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆっぴーさん» もちろんです! (2022年5月3日 9時) (レス) id: 0f7e1e76f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - 作者様が優しい方で良かったです、このまま書き続けてもいいですか? (2022年5月3日 7時) (レス) id: e18cd32993 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ