第５話！ ページ7
冷凍、トラック...。
魚とかを運ぶ物だろうか。
白原「それもトラックのおっちゃん脅して持って来てもらったんだ。」
そう言って白原くんは高らかに笑った。
そんな中に入れられたら...さすがに...。
白原「そうだね、そのまま眠りでもしたら凍死しちゃうね。やだー、怖い。」
そう言いながらも白原くんはニヤニヤと笑っていた。
『...私だけって事は、京子さんと理子さんに危害を加えないのは本当なんだね？』
白原「もちろん！三橋に、伊藤。それとAちゃんにしか危害は加えない。」
...理子さんと京子さんに危害が及ばないだけ、良かった。
あの2人はなにも関係ない。
それなのに同じく冷凍トラックなんかに入れられたら、それこそ...。
白原「えーっと、さっき話してからちょうど2分経とうとしているから...。
今から3時間58分。つまり夜の8時までにAちゃんを探さなきゃ...ね。」
無謀すぎる。
どこかもわからない場所を、連絡手段などもないのに今から4時間以内に探せなんて...。
しかも、私がこんな状況なんて誰も知らないのに...。
そんな私の考えが分かったのか、白原くんは笑いながらこう言った。
白原「大丈夫だよ！さっき三橋の家のポストに紙入れて置いたんだー。
今から5時間以内に赤坂理子、早川京子、鳴滝Aを探さなきゃ、Aちゃんの命は危ないって。」
なんて悪趣味な人なんだ。
5時間以内に知らない場所から人を探せ、なんて無理に決まって...。
さっき白原くんは4時間以内と私に言った。
つまり...あの街から1時間かかる場所に連れてこられたという事か...。
白原「まぁ、Aちゃんは待つしか出来ないから。あたふたしても意味ないからね。」
そう言ってニコニコ笑いながらどこかから買ってきたポテトチップスの袋を開けた。
それを黙々と食べながら、何かを考えながらニヤニヤと笑っていた。
その笑顔は、例えるとしたらまるで悪魔のような笑みだった。
私はそんな白原くんと、待たなくてはいけないのか。
こんな縄に繋がれたままだと、なにも出来ない。
脱出方法を考えたけど、その前に理子さんと京子さんを置いていく訳にはいかない。
というか、私だけが脱出でもしたらあの2人に危害が及ぶ可能性も高い。
それだけは絶対に避けたい。
白原「千葉のヒーローは見つけてくれるよ。トラックの中だって手紙にも書いたし。」
どこまで信じて良いのやら。
...史上最大のピンチだ。
三橋さん、伊藤さん...助けて...。
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花火2016(プロフ) - dmeenioさん» ありがとうございます！これからは夢主ちゃんもガンガン攻めていきますので、お楽しみに^^* (2018年11月24日 18時) (
レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆうさん» はじめまして^^続編希望ありがとうございます！無理しないように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年11月24日 18時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - てんてんママさん» ありがとうございます！相良くんのお相手変更はなくしていきたいんですけどねぇ...、どうなるかお楽しみに^^* (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気が出ます！続編でもよろしくお願いします！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 続編めちゃくちゃ楽しみです!!!!受け身だけで終わらないスケバンちゃん楽しみです!!!!相良くんとお幸せに(^^) (2018年11月24日 15時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月16日 22時
