第２１話！ ページ24
なんか、猛くん急いでる...？
『た、猛くん。どうしたの？』
相良「...仲良く話しすぎだろ。」
開久高校の人達だろうか。
相良「...指示とはいえあんなに仲良く作業しなくてもいいだろ。」
まさか...？
『...妬いた？』
私が恐る恐るそう聞くと、猛くんは後ろからでも分かるほど身体を強ばらせた。
図星だったか。
相良「彼女が、他の男と仲良く話してたり、近くで作業してたりしてて...妬かない男はいねぇだろ。」
顔を真っ赤にして私から顔を逸らした猛くんが、とてつもなく愛おしく感じてしまった。
そんな猛くんが可愛すぎて、思わず後ろから抱き締めた。
相良「...な、おい、外だぞ。離せ。」
『...ちょっと、こっち向いて目線合わせて。』
こんな状況でこんなに謎なお願いされても、ちゃんとお願いを聞いてくれる猛くんは優しい人だと思う。
相良「...なんだよ。」
『腕広げて。』
猛くんは私の指示通りに腕を広げてくれた。
相良「お、おい、ちょっと待て。なにする気だよ。」
ちょっとパニックになってる猛くんに、正面から抱き着いた。
相良「お、おい。」
『猛くんの所から離れたりしないから、そんな妬かなくても大丈夫だよ。』
そう言って猛くんの頭を撫でた。
男の人の頭を撫でるのは初めてかもしれない。
いや、間違いなく初めてだった。
『明日も迎え、来てくれる...。』
私がそのまま歩き出しても、後ろから猛くんは追いかけてこなかった。
『猛くん？』
後ろを振り返ると、猛くんが顔を真っ赤にしてこちらを見てきた。
そして私の腕を思い切り掴んで、どこかに連れて行った。
連れてこられたのは、人目につかないような路地裏だった。
相良「煽るのもいい加減にしろよ...。」
...怒らせてしまったのだろうか。
なんだか、猛くんが凄く怖く感じた。
『ご、ごめんなさい...。』
謝っても、怖いのは変わらなかった。
そして、猛くんは私の方をギロっと見た。
その目は、狂犬と言っていい目だった。
やばい、殴られる。
そう思って目を閉じた。
すると、その瞬間...
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花火2016(プロフ) - dmeenioさん» ありがとうございます！これからは夢主ちゃんもガンガン攻めていきますので、お楽しみに^^* (2018年11月24日 18時) (
レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆうさん» はじめまして^^続編希望ありがとうございます！無理しないように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年11月24日 18時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - てんてんママさん» ありがとうございます！相良くんのお相手変更はなくしていきたいんですけどねぇ...、どうなるかお楽しみに^^* (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気が出ます！続編でもよろしくお願いします！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 続編めちゃくちゃ楽しみです!!!!受け身だけで終わらないスケバンちゃん楽しみです!!!!相良くんとお幸せに(^^) (2018年11月24日 15時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月16日 22時
