喧嘩ができないスケバンちゃん。４！【今日から俺は！】

番外編！ ページ16

今回は、３の方でアイデアを貰っていた企画を番外編として出したいと思います。

題名は『喧嘩ができるスケバンちゃん』です。

明美ちゃんsideで話を進めます^^*

⚠喧嘩ができるAちゃんは口調から凄いです。覚悟してください。

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『てめぇら！成蘭の鳴滝Aナメんじゃないよ！』

明美「ちょ、Aさん。そろそろ落ち着いてくださいよ。」

この人は、成蘭の女番長である鳴滝Aさん。

転入早々、成蘭のテッペンになってしまった、化け物級に強い人だ。

『明美！てめぇも女だからって可愛こぶってんじゃねぇ！もっと本腰入れんかい本腰！』

明美「だけど、そろそろ手加減しないとこいつらマジで死んじゃいますよ！？」

『知ったこっちゃねぇ！私に喧嘩売ってきたこいつらが悪ぃんだよ！』

この人は、卑怯な手を使って喧嘩に勝つ。

三橋さんのようなずる賢い手ではなく、拳だけでなく鈍器で人を殴るなんて朝飯前だった。

なんとも怖い人だった。

全く、この人が転入前にいた高校はどんだけ荒れ狂っていたのだろうか。

考えただけでも恐ろしい。

『女ぁ！！お前らの高校の番長ってどいつだ！？さっさと連れてこいボケ！』

Aさんがそう言うと、喧嘩をふっかけてきた奴らは番長を連れに帰って行ってしまった。

明美「あなた本当に京子さんよりも怖いっすね。」

『確かに強いけど、人情がありすぎんだよ。』

そう言ってAさんはポケットに入ってる本物の煙草に火を付けた。


「おい！あんたが成蘭の番長かい！？」

10分後。

子分を連れてやって来たのは、さっきの制服を着たデブな女だった。

『てめぇら！誰が飛べない豚連れてこいって言った！私は番長連れて来いって言ったんだよ！』

「うちの高校ナメてんじゃねぇよ！」

そう言ってあっちの番長が、Aさんに殴り掛かった。

だけど心配する必要はない。

Aさんはそいつの腕を掴んだまま、腹に蹴りを入れた。

完全に入っていた。

ぐったりしている相手を、Aさんは背中にまた蹴りを入れた。

『紅の豚ぁ！てめぇ弱すぎんだよ！』

「誰が、紅の豚だ...。」

Aさんは、相手がまだ意識があると分かると、意識をなくすまでやるタイプだ。

京子さんでもここまでやらなかった。

成蘭の女番長は、最凶の人だ。


PS.これ作品にするなら、最凶の転入生。みたいな題名にする。

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