第４０話！ ページ42
『...猛さん。』
そんなかっこいいセリフをツッパリに言ったのは、最凶で強くて怖くてかっこいい人だった。
相良「てめぇ、それでそのスケバン連れて逃げたのかよ。」
伊藤「俺も昨日派手にやっちまったし、Aちゃんが1人で大丈夫って言ってたから。」
『伊藤さん...。』
そこには包帯ぐるぐる巻きの伊藤さんがいた。
相良「案内してもらって悪かったなぁ、俺がいるからお前もうそのスケバンのとこ行けや。」
伊藤「Aちゃんは？」
相良「置いてけ。すぐに終わらせて一緒に帰るからよ。」
殴られたダメージが大きくて今は歩けそうにないから大人しくしてよう...。
『た、猛さん...。ごめんなさい...。』
相良「無茶すんなって言っただろ、謝んのは後でいいから、とりあえず下がってろ。」
猛さんの言う通りに後ろの壁まで行こうとすると、猛さんの後ろにシャベルを振りかざす人が見えた。
『猛さん！後ろ！』
私が言い終わる前に、猛さんはその後ろから振りかざされたシャベルを掴んだ。
相良「ごめんなぁ？俺もこういう手、何度も使ってるから使うタイミング分かってんだよねぇ。」
そう言って掴んだシャベルで、振りかざしてきた人を殴った。
相良「...死にてぇみてぇだなぁ！」
猛さんはそのツッパリの人達をいとも簡単に倒してしまった。
私の大苦戦はなんなんだ、というほどだった。
相良「...今度手出したら半殺しじゃ済ませねぇからな、この豚野郎が。」
そう言って私の方に猛さんは私の方に来てくれた。
『すいません...、私が無茶したばっかりに...。』
相良「本当だよ、何回心配させれば気が済むんだ。」
そう言って私の前でしゃがみ
相良「もうこんな事しないように分からせねぇとな。」
...え？
うそ、辞めて、彼女に暴力は辞めて...。
そんな事を思って目を瞑っていると、おでこに軽い衝撃が走った。
恐る恐る目を開くと、猛さんがニヤッと笑っていた。
多分デコピンだろうか。
相良「次は本気でやるから、もう無茶なんてせずに、こんな奴に絡まれたらすぐ逃げろ。」
『...はい。』
そう言って猛さんは私をおんぶしてくれた。
相良「運ぶぞ。」
少し恥ずかしかったけど、そう言った猛さんの背中は、とても暖かくて安心した。
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もうすぐこの作品も終わっちゃうから、続編どうしようか迷ってます。
どうしようか迷ってるので、コメントください^^*
それかまたアンケート取ろうかな。
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みりん - 主人公が喧嘩出来るところ見てみたいです！ (2019年4月14日 21時) (
レス) id: f06c8b23ec (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - 32話にきゅん死しました。一人でにやけてたら家族に気持ち悪いと言われました。でも気にしない！相良様がいるから！w (2018年12月31日 22時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - モカさん» ありがとうございます！続編もちゃんと出すので、モカさんも応援よろしくお願いします！ (2018年11月11日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - もーめっちゃ面白いぃぃ！！これからも頑張って下さいね(^^) (2018年11月11日 0時) (レス) id: 9ae6381993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - 浅葱さん» 初コメありがとうございます！相良さんのライバルが人気ですね...。その線が深まってきたのでお楽しみに^^* (2018年11月10日 20時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月4日 16時
