8話 ページ10
古川「憎かったのよ！お母さんを死なせてまでのうのうと生きてるあいつが！！だから…お母さんが作ってくれた思い出のコーヒーを使って同じ殺し方をしたの…」
『ねぇ先輩…私によく話してくれましたよね。"お母さんは料理は得意じゃなかったけどオムライスとコーヒーだけは美味しかった"って…嘘だったんですか…』
古川「それは嘘じゃないわ…だって、私のテストの点数が良かったり就職が決まったら必ず作ってくれたもの…」
『だったらその思い出は汚したらダメなんですよ。大切は思い出はその人だけのものなんです、人を殺すのに使ったら良いものじゃなくなる』
私がそう言い切ると志山さんが私の隣に来た
志山「なぁ、古川さんは知らなかったかもしれねえんだが古川さんの母親、病気を患ってたらしいんだ」
古川「え……」
志山「それを知った咲良は最後まで見ようとしてた、だけどなアンタに知られたくない母親が拒否した。バレるからだ
咲良は了解して、最後はわざと酷く振ったんだ。アンタが見てたから、寝たきりになっても咲良のせいで引きこもってるって思われるからだ」
咲良は最後までアンタの母親を愛してたんだ
その瞬間、先輩は泣き出してしまった
目暮「古川春さん、署にご同行願いますかな」
事件が解決し、私は未葉山さんとお茶しに来ていた"彼"に話しかけた
『あの…あなたは何故未葉山さんと？』
来海「ん？そうね、時々ここに来て古川さんのお母さんの話聞いてたの。彼惚気けるの大好きだったからね」
『そうですか…じゃあなんで女装を？』
来海「うふふ、それは単なる趣味♡私が男性なことは秘密よ？」
口に指を当てる姿は女性そのものだ。私は小さく微笑み「はい」と返事をした
＿＿＿
＿＿
帰り道、皆で歩いていれば蘭ちゃんはふと思い出したように口を開いた
蘭「そういえば未葉山さんはなんで女子トイレにいたんだろうね？」
コナン「それは多分…ね」
萩原「体調が悪かったから普通に間違えたんだろうね…未葉山さんも見た目は女性っぽかったし他の人も気付かなかったんだろうね」
さて、今ここで現場に居た人達の性別を教えようか
見た目で言うと女性3人、男性1人に見えただろうが実は女性は先輩たった1人だ
『(はは…私が言うことでは無いが見た目では判断できないね)』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
事件はオリジナルなので矛盾があると思いますが脳死で読んでください(今更)
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るんば(プロフ) - 初コメ失礼致します！薬屋のひとりごと面白いですよね！主ちゃんの性格めっちゃ好きですw (8月11日 21時) (
レス) @page5 id: fa1da09a28 (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - 初コメ失礼します！もう好きです！あと薬屋のひとりごと知ってます！面白いですよね！ (8月3日 21時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒谷桃里 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8734ef32593/
作成日時：2023年7月30日 2時
