53.寮服のデザイン性を理解した ページ3
サバナクロー寮
『ここいるだけで乾きそう』
ここに来てから初めて鏡舎を利用した
ついた先は乾いた大地に石造りの建物がそびえ立つサバナクロー寮
空気もカラッと乾いて正直服どころか喉も肌も乾燥してきそうだ
あと入り口の骨みたいなオブジェがあるがわりとマジで笑えん
ラギー「冗談言ってないで早く入るッスよ〜」
『…へーい』
ユウくんは荷物を持って寮に戻ってもらった
置いたら後から来ると言ってくれたのだけど長居はしたくないので
先に戻って洗濯物の取り込みをお願いしてある
さっさと済まして天使の元へ帰ろうじゃないか
ジャック「俺の部屋は相部屋だからな。…どこで着替えさせっか』
『それは考えてなかった』
ラギー「空き部屋使っていいッスよ、物置き部屋だから放置してあるんで。どうぞご自由に〜」
『…ありがとう、ございます』
ラギー「じゃあ俺はこれレオナさんのとこまで届けてくるんで、ジャックくん荷物持ちお疲れサマ！」
ジャック「うっス！」
淡々と述べて荷物をジャックから受け取ると何処かへ行ってしまった
…まぁ、いっか
違和感は残るけれどどこかに行ってしまったのでこれ以上の警戒も必要ない
『…静かなんだねぇ』
イメージ的にもっとこうガヤガヤしてるものだと思ってたけど
辺りを見渡すと随分静かだ
ジャック「ほとんどがマジフト部の部員だからこの時間は外で自主練だな
それ以外は基本部屋にいる」
『ほぉー』
ジャック「ここだ。ちょっと待ってろ」
『はーい』
彼の部屋についた
ドアの横の壁にもたれかかると何となく会話が聞こえる
ふーむ。ルームメイトと言うヤツだろうか
ｶﾞﾁｬｯ
ジャック「ほらよ」
そう言って手渡された服を両手で広げてみる
古いと言っても特に痛みは見つからないし、大きさは仕方がないけれど十分着れそうだ
私だとほぼほぼワンピース状態だろうけど
幸いセットでズボン付き
腰回りも紐でどうにか縛れそうだ
『ありがとぉ』
ジャック「あとこれタオルな。確か空いてる部屋はー」
ラギー「ジャックくーーん！」
『…うわ、また来た』
どこか行ったはずの人が再び戻ってきた
ラギー「アンタちょくちょく失礼ッスね」
ジャック「何か御用ですか？ラギー先輩」
ラギー「レオナさんにジャックくんのこと呼んでこいって言われたんスよ
代わりにこの子案内しとくんで談話室行ってもらっていいスか？
あとオレの部屋に渡す書類あるから机に置いてあるんでそれ一緒に持っててって」
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kaname(プロフ) - ニヤニヤと一気読みさせて戴きました！次の章もニヤニヤと読ませていただきます…！素敵な小説ありがとうございます！ (2020年10月7日 3時) (
レス) id: 2af994e445 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - エリスさん» そ、ソーシャルディスタンス(´・ω・｀)！ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
エリス - 密です！！ (2020年6月21日 8時) (レス) id: 2d69278f88 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - そやさん» とびだせでは新展開書いていきたいと思います^^更新頑張ります！これからも見て頂けたら嬉しいです！ (2020年5月15日 11時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます!!需要と供給ができますように...m(*_ _)m (2020年5月15日 11時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiwa | 作成日時：2020年5月7日 2時
