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66.イベントは1日1回にして ページ16

『ごめんね!?ごめんなさい!!
大丈夫?おてて擦りむいてない!!?』



びびった、めっちゃびびった

心臓まんま口から出るかと思った

まず知ってるあのちびっこがなぜかここにいる
次にどう考えても今ので私が突き飛ばした
ラスト、キョトンとした顔で手ついたまま見上げられてる


ヲタクは突発性の出来事にはすごく弱い生き物であったので今すごくテンパった


チェカ「うんっ、大丈夫!」

挙動不審な私に対して笑顔が返ってきたので冷静になったよありがとう

私は彼を持ち上げ、一応手のひらを確認した後に服を払った

これで怪我でもしてようもんならさっき命からがらに逃げてきた意味が0になる
あと普通に小さい子に怪我をさせるのは罪悪感しか残らないのでやめてくれこう言うドッキリ(?)

私はふぅと一呼吸して腰を下ろし小ライオンと目を合わせた


『…僕ひとり?』


キョロキョロあたりを見渡してはみるがそれっぽい大人どころか人っこひとりいない


チェカ「違うよ!」

『違うの?』

チェカ「みんなどっか行っちゃったの!」


それは君がどっか行っちゃったの間違いでなく?


キラキラ目が輝いているので嘘偽りのつもりはなさそう
子供はこうやって迷子になり親は頭を抱えるんだな

(親の心子知らずとはよく言ったもんだ)


『そっかぁ』

チェカ「スンスン」

『?』

チェカ「お姉たんおじたんのお友達の匂いがする!」

『オトモダチ?…あー…』


なるほど、ジャックの服

こんなちっちゃい子でもさすが獣人属

にしても整ったお顔だ
可愛いけどパーツはしっかりしてるし、これは血筋を感じる


(誘拐とかされんのやろか)


『えーっと…叔父さんに会いにきたのかな』

チェカ「そうだよ!おじたんには内緒できたんだぁ!」

『…そっかぁ、内緒かぁ』



何だろ

すごく嫌な予感がしてきた



チェカ「お姉たんはレオナおじたんがどこにいるか知ってる?」



『…


シラナイナァ』

67.王族みを感じる→←65.お土産だよ、ユウくん



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kaname(プロフ) - ニヤニヤと一気読みさせて戴きました!次の章もニヤニヤと読ませていただきます…!素敵な小説ありがとうございます! (2020年10月7日 3時) (レス) id: 2af994e445 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - エリスさん» そ、ソーシャルディスタンス(´・ω・`)! (2020年6月21日 22時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
エリス - 密です!! (2020年6月21日 8時) (レス) id: 2d69278f88 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - そやさん» とびだせでは新展開書いていきたいと思います^^更新頑張ります!これからも見て頂けたら嬉しいです! (2020年5月15日 11時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます!!需要と供給ができますように...m(*_ _)m (2020年5月15日 11時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kiwa | 作成日時:2020年5月7日 2時

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