05.平凡枠確定 ページ5
闇の鏡「汝の魂は、無だ」
『あ、左様で』
クロウリー「えぇええええええ！！！！！？？？？？」
だろうな
真顔で荒ぶる学園長を見ているが内心は「っしゃぁあ」って力強く拳を振った
どうせそうだろうと思ったわ
けど結果としては好ましい、これで別の答えが出ればそれも良しだが
寮分けをされた暁には心の中で振った拳をリアルでこの鏡にぶちまけていたと思う
クロウリー「何故！？よりによってまた！！？しかもこの時期に！？！？！？」
『学園長、お静かに』
クロウリー「そしてアナタは何でそんなに落ち着いているんですか！！！」
『いや、まぁ…デジャヴと言いますか』
何にせよ寮分けという最悪の自体は免れた
正直何処にも入る気は無い
自分が当てはまるものもないと思うが、いかれた寮長と秩序にかけてる生徒達の城に放り込まれるなんて御免だ
クロウリー「…いえ、と言ってもどうしたものか。アナタ仮にも女性ですし」
今仮にもっつったか学園長
どっからどう見ても女子だろ学園長
『私わりとどこでも寝れますよ』
クロウリー「いえ、ここで寝られたら困ります。校舎なのでここ」
いやここで寝るとは言ってねぇんだな学園長
『何かありません？こう
人が少なくて、空き家に近い、幽霊屋敷みたいなとこ』
クロウリー「はい？…あぁ、まぁ、あると言えばありますが
あそこは…いや、ちょうど良いかもしれませんね
オンボロ寮、と言う少数の生徒が利用する宿舎があります」
オンボロ寮の特徴を上げていったら、案の定オンボロ寮を提供されることになった
クロウリー「まぁいいでしょう、面倒な…ｺﾞﾎﾝ
似た境遇の生徒がいるのでその子を頼りなさい。あぁなんて優しいんでしょう私
これでアナタも心細くないでしょう？」
今出かかった言葉を予測するなら「面倒な案件は一箇所に押し込むのが的確だろう」かな
咳払いでカバーしても優しさを欠片も感じなかったが
まぁ、今に始まったことじゃねぇから気にせんとこ
クロウリー「おや、夜が明けますね」
『…ですね』
深い夜だと思っていたが、明け方が近い夜だったらしい
鏡の間を出ると闇色の向こうにオレンジ色の線が見える
クロウリー「そう言えばアナタの魔力を拝見していませんでしたね」
『…はい？』
クロウリー「これ、持ってみてください」
『…はい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Blue purple(プロフ) - あかん...｢ほれ、ふみふみして｣が好きすぎてずっとループしちゃう... (2020年11月21日 22時) (
レス) id: a9b70a7a10 (このIDを非表示/違反報告)
ラララライ - ルナさん» 2ページ目ですよ (2020年9月3日 4時) (レス) id: 9e3e4ab7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 音楽室って何ページ目ですか？(あん〇タ絶賛どハマり中&重症) (2020年8月18日 19時) (レス) id: 449f884b9a (このIDを非表示/違反報告)
flyaway_sana(プロフ) - あん○タがあるっ、、、だと！ (2020年8月18日 19時) (レス) id: 0b6a33f5f7 (このIDを非表示/違反報告)
仁兎 - 音楽室…あんスタですよね(笑) (2020年7月14日 18時) (レス) id: 01ef15654f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kiwa | 作成日時：2020年4月30日 1時
