置き土産 ページ11
廉「いや〜今日はAちゃんのおかげで助かったわ。俺ほんま嫌いやねん、あーゆーの」
「え？じゃあなんで来てたんですか？」
廉「職場のやつらが俺を連れてくるって言う条件で合コンの約束してもうたから頼むから来てくれって頼まれたのよ」
「じゃああそこの人達ながせさん目当てなんじゃ…帰っちゃっていいの！？」
廉「ええのええの。あいつらの顔立てる為に参加したくらいやし一次会終わったらもうええやろ」
ながせさんは普段からモテるんだろうな
なんかがっついてる風もないし
廉「やから合コン興味ありませーんって雰囲気ダダ漏れのAちゃんの所に居ったってわけ」
「それはお役に立ててよかったです」
廉「店おる時から思っとったんやけどAちゃん彼氏おるやろ？」
「へ！？」
廉「何回もスマホ見とるしその度なんか悲しそうな顔しとるし…そんなんする相手男しか居らんやん」
「いや…まぁ彼氏ではないんですけど…」
なんで初対面の人にこんなこと話してんだろ
ながせさんの親しみやすい関西弁のせいか
まるで下心がないから安心しちゃってるのか
「あ、私のマンションあそこです」
少しまだ距離があるけどマンションが見えてきて
そちらを指さす
まやにしか言ってないのに
色々喋っちゃってたら歩いて帰ってもあっという間
ながせさんは特に興味がなさそうな
ほーとかへーとかどうでもいい返事だけど
それがまた心地いい
廉「もしかして…あの人？なんかすんごい怖い顔でこっち見とるんやけど」
ながせさんが指さした先
マンションの入口前でじっと立って
こちらを睨んでるのは紛れもなく海人くん
「えっ…なんで…」
廉「まぁ男はついつい甘えてまう生き物やからさ…Aちゃんもいつまでも許しとったらそのうち自分がしんどくなるで」
巻き込まれたくないから帰るわーって
背を向けスっと手を上げて
去って行ったながせさん
置き土産にしてった言葉は
私がずっと目を逸らし続けてきたもの
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こげぱん(プロフ) - 涼杜兄妹さん» 海ちゃんきっとたくさんたくさん愛してくれるはずです(*´ω｀*) れんれんの新作頑張って書きますので少々お待ちください！！ (2020年11月22日 4時) (
レス) id: 47f772972d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 海ちゃん気づいてくれてよかったー！！主人公ちゃんが一番だと気づいてからは脱クズ男でたくさん愛してあげて欲しいです！！楽しかったです！次の廉くんも楽しみにしております♪ (2020年11月21日 18時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
こげぱん(プロフ) - mikiさん» 最終話まで公開しましたー！楽しんでくださいね！！ (2020年11月21日 17時) (レス) id: 47f772972d (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - yuka改めてmikiです(^^) あー、海ちゃん涙 改心して結ばれると祈ってますー。。。 (2020年11月20日 22時) (レス) id: 6f735600ee (このIDを非表示/違反報告)
こげぱん(プロフ) - yukaさん» いつもありがとうございます！！全然しつこくないです！むしろ有難いくらいです(^^)これからもご贔屓によろしくお願いします(*´ω｀*) (2020年11月17日 8時) (レス) id: 47f772972d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こげぱん
| 作成日時：2020年11月16日 22時
