ゲーム実況者にしようとするのやめてください！！2【ゲーム実況者】

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Aside




「ったく、何やってるんすかAさん」

「いやあごめんなさい、とわこ」




あれからナンパを追い払って、無事とわこ宅に来れた。


そしてなぜか今アップルティーを出されている。

とわこさん女子力の塊か……？めっちゃ好きなんですけど……？




「ていうかなんですか、その大量の食い物」

「商店街をぶらぶらしてたら安いよって勧められてしまいまして」

「それ、たぶん安くされてないですよ」

「んっ！？！？」




危うく飲みかけていたアップルティーを吹くところだった。




「それで、なんでしたっけ？ゲーム実況者？」

「はい！」




とわこはふう、とため息をつきながらアップルティーを飲む。

足が長すぎて組んでるのほんと尊い。




ていうか家めちゃくちゃ綺麗すぎない？

生活感なさすぎるし、あとなんか良い匂いする。


女子力が……！！！




「そういえば聞くの忘れてましたけど」

「はい？」

「突然ゲーム実況者なんてどうしたんですか？」




はい、今一番聞かれたくないこと聞かれましたね。

せっかくキヨの顔忘れかけてたのに！！！




「キヨに、やれと脅されまして」

「キヨに？」

「はい……なんか突然電話が来てやれと」




とわこははあ、と首を傾げる。

何その仕草？？好きすぎるんですけど結婚する？？




「そして俺に聞いてきたのも納得いかないんですけど」

「えっなんでですかっ」

「俺、まだAさんのこと信頼してないんで」




ゔゔっ、何気傷つくことを！




「みかるに紹介されましたけど……繋がり目的とか色々あるやないですか」

「いやっ、それはまああわよくばとわこと結婚できればなあとかは！」

「アホですか？」

「なっ！！でもそんなこと言ったらもう住所教えてるじゃないですか！」

「いやまあそれは」




とわこはそっぽを向く。




「そりゃただの一般人よりは信用できますし」

「ほおお？なんですかそんな可愛いこと言い出して。いくら欲しいんです？」

「財布出すのやめてください」




ふたりで顔を見合わせて、ぷっと吹き出す。

あーもーほんととわこ好き……。








￣￣
ただのAととわこのいちゃいちゃタイム(いいぞもっとやれ)

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