ゲーム実況者にしようとするのやめてください！！2【ゲーム実況者】

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Aside




いやーキヨには感謝しないとなー！



とわこの住所とLINEまで知れて。

おまけに家まで行けるだなんてもう死んでもいいわまじで。




……それにしても大阪広いなあ。




住所と簡易地図的なの送ってもらったけど。

いやこれはわからんですねえ。無理。




A道に迷いました

A助けてください




せらみかるくんの家に行く時は迷わなかったんだけどなあ。

せらみかるくんがすごい詳しく道教えてくれたから。




towacoわかりました

towaco迎えに行くんで今どこにいるか教えてください




おお、さっすが飼育員とわこ。

今ここどこだろう？とりあえず近くにあるやつ打っといて。


……よし。




さてこれからどうすべきか。


ここから動いたらとわこが困っちゃうよなあ。

でもここで黙ってるのも暇だし……。




「ここら辺の店ぶらぶらしてるか！」




大阪なんて久しぶりに来たし！

ここら辺観光してよ。ここら辺だけ。




「お嬢ちゃんここらじゃ見ない顔やねえ！どっから来たん？」

「とっ東京から来ましたっ」

「ほんまあ？じゃあこれ買って行きや！安くするでえ」




大阪すっっげえ……。


7分くらいしか経ってないのにもうこんなもの買っちゃったよ。

それでいてお金はそこまで使ってないんだから、すごい。




「オネーサン超かわいいですねー？」




休憩中、ベンチに座っているとふたりの男に声をかけられた。

わかりやすくチャラい。


身長の低い方は金髪にピアスをじゃらじゃらつけて、糸目。

もうひとりは赤髪で丸いサングラスつけてて、身長が高い。



……こういうBLいいよね。




「今暇ですー？俺らと遊びません？」

「あー……ごめんなさい。今人を待ってまして」

「えー、そーなん？」




さりげなく隣に座る赤髪。

ナンパなんて人生初なんですけど。




「じゃあツレには用事できたとか言っとき！な？」

「んー無理ですね」

「くっはは！お前フラれとるやんけ」

「いや貴方もフってます」




いやこいつらめんど。


私の前で漫才始めるのやめてくれないかなー？

君ら付き合ってるんでしょ？？(突然の腐)



やっぱ顔が良い人は進むね、妄想が。




「いやいやでもさあ」

「でもさあ、やないんですけど」




私に手を伸ばす糸目男子の腕を掴む大きな手。




「とわこ！！」







￣￣
関西弁なんか知るかぼけ。

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