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Aside
「それで、キヨは今日何しにここに来たの？」
フジがベースを弄りながら言った。
私への警戒心故かフジはサングラスとマスクを付けてしまった。
そんな信頼できないかなあ……ってまあ、無理か。
フジを覗いたわくバンメンバー全員が私を囲むようにして座っていた。
キヨは私から少し離れたところに突っ立っていた。
「お前に会わせにきたんだよ」
「えっ、俺にい？」
指をさされたフジは俺かよ、とでも言いたげに首を傾げる。
フジの態度や言動から見るに、どうやら私は結構厄介がられているらしい。
「俺とかこーすけとかはAのこと知ってるけどお前は知らないから」
「そりゃあそうだけど」
「Aもお前のこと知らないし。こんなんじゃだめだろ」
「なにが」
キヨははあ、とため息をつく。
「新最俺結成が」
「えええぇぇぇぇ〜！？」という声はこれっぽっちも出なかった。
その代わり、その場にいる全員の冷たい視線がキヨへと向けられた。
「意味わかんない。どういうこと？」
「みかるに賛成」
「フルコンに賛成っ」
「ほんなら課長に賛成」
「じゃー、湯毛ぽに賛成」
「まあまあ、キヨが泣くから」
キヨに冷たいわくバン全員を仕方なく私がなだめる。
「どうもこうも、俺はAを最俺に入れるつもりだし？」
「や、キヨ何言っとん？Aはわくバンに入るんやけど」
「おぉーい、湯毛さん」
ついには湯毛ぽまで変なこと言い出した。
「あんさあ湯毛ぽそうやって出しゃばんのまじでやめて」
「キヨもそろそろ女子に媚びるのやめた方ええで」
「は？？？？女子しかファンがいないわくバンに言われたくないんですけど」
「お前がいうな」
くだらない喧嘩をするふたり。
野次を飛ばすフルコンとせらみかるくんと課長。
取り残される私とフジ。
「Aちゃん、だっけ」
「はい。フジさんですよね」
お互い目を合わせないまま会話を続ける。
「お茶でも行く？」
「ああ……いいですね」
￣￣
飽きてきました。
そろそろ無理やり終わらせたいと思います(カス)
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tubin - すごくおもしろかったです！！ 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください！！ (2021年12月23日 10時) (
レス) id: f288e91b85 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 長々と失礼しました。まだ執筆活動はなさるようですが、今後は更により良い作品が画けますよう祈っております。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 並びに余談ですが、個人的な意見としましては、毎回ページの最後に無理に一言が入っているのが無粋に感じていました。作者様からしたら当時の出来事を思い返す日記のような役割もあるかも知れませんが、折角の小説の余韻が台無しになっていました。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - もし熱が戻ってこないと予感していたとしても、せめて巻末は『言い訳』ではなく『謝罪』として誠心誠意の対応をして欲しかったです。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 少なからず実在する人物団体名をお借りしている方の対応とは到底思えませんでした。責任感が無いと言われても仕方がないのでは？正直他のジャンルで活動なさっても、きっとまた中途半端な同じ終わり方しか出来ないのだろうなという予想しか出来ません。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こがお | 作成日時：2020年7月23日 18時
