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Aside
「こしいたぁい……」
腰をさすりながら倉庫を出る。
消耗品を探すためにしゃがんだり背伸びしたり……。
腰痛い！！歳とりたくない辛い！！！！！
消耗品そんなねえし。
「及川ただいま帰りましたー……」
「お、及川さんおかえり」
先輩が火のついていないタバコを咥えながら言う。
かっこいいなあ女のくせに！！！惚れるぞ！！！？
先輩に消耗品状態を伝えてからデスクに戻る。
「ん？」
デスクに戻ると見たことのない紙袋。
そして紙袋にはかわいいパンダの付箋が張ってある。
「及川さんへ
動画、ツイッター等いつも楽しく拝見しております。
こちら御紅茶セットです。
ツイッターで御紅茶が好きだと仰っていましたので。
及川さんのファンより」
及川さんのファン……？動画？Twitter？
え、ちょっと待って私バレてる？Aだってバレてる？？
いやもともと及川Aではあるけど。
しかも紅茶好きを知ってるって結構古参だったりする、かも。
紅茶が好きだって呟いてたの結構前だし。
今でも紅茶が好きなのには変わりないんだけど。
しかも私のファンが、この会社にいる。
名前も書いてないし、どこの部署の人だろ。
本名とか晒されたりしないよね……もうほぼ晒されてるようなもんだけど。
「せっ先輩！」
「はい？」
この会社の事務は私と先輩含めて5人。
私と先輩の他に男子2人の女性1人。
女性は、今は育休でいない。
男子はチャラいレオンくんと黒髪メガネのフユトくん。
「この紙袋、誰が置いてったものかわかりますか？」
「私はちょっとわかんないかなあ。さっきまでいなかったし」
「君たちわかる？」と先輩は男子たちに話をふる。
「んー、ゆーて紙袋持ってきた人いっぱいいたよぉ？」
「それもそうか……じゃ、じゃあ私のデスクに置いた人とか」
「……白い紙袋を持っていた方なら今日は10人来てました」
ぽそっとフユトくんが呟く。
きちんと見てたんだね……って10人！？！？
「じゅ、じゅ、10人って！！」
「ごめんなさい……及川さんのデスクに置いた方は流石に」
「えーっ！！フユっちそんな見てたのやばー！！！」
それじゃあ誰が持ってきたかわかんないのか。
誰なんだろう、私のファンって……。
￣￣
ごめんなさい。名前ついたキャラめっちゃ出しました。
でも大丈夫です！そんな出てこないんで名前とか覚えなくて良きです。
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tubin - すごくおもしろかったです！！ 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください！！ (2021年12月23日 10時) (
レス) id: f288e91b85 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 長々と失礼しました。まだ執筆活動はなさるようですが、今後は更により良い作品が画けますよう祈っております。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 並びに余談ですが、個人的な意見としましては、毎回ページの最後に無理に一言が入っているのが無粋に感じていました。作者様からしたら当時の出来事を思い返す日記のような役割もあるかも知れませんが、折角の小説の余韻が台無しになっていました。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - もし熱が戻ってこないと予感していたとしても、せめて巻末は『言い訳』ではなく『謝罪』として誠心誠意の対応をして欲しかったです。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 少なからず実在する人物団体名をお借りしている方の対応とは到底思えませんでした。責任感が無いと言われても仕方がないのでは？正直他のジャンルで活動なさっても、きっとまた中途半端な同じ終わり方しか出来ないのだろうなという予想しか出来ません。 (2021年12月23日 10時) (レス) id: bceb40d26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こがお | 作成日時：2020年7月23日 18時
