ゲーム実況者にしようとするのやめてください！！【ゲーム実況者】

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せらみかるside




今日はどきどきの土曜日。



とわことふぁんきぃにはわざわざ神奈川にきてもらったし。

Aちゃんにもわざわざ神奈川にきてもらうし。


ちなみに住所は教えておいた。



僕が土曜にした理由はひとつ。

Aちゃんが僕ん家に泊まるのを期待してるから！！




「みかるー、顔キモいけどどうしたん？」




ひょこっと僕の顔を覗くふぁんきぃ。

問題はこいつなんだよなあ……。




「キモくないです」

「いや相当キモかったけど」

「ていうかふぁんきぃ！ちゃんと僕との約束覚えてる！？」




ふぁんきぃは頭をがしがしと掻いてはあ、とため息をつく。




「わーってるよ」




そう、僕がしたふぁんきぃとの約束事。


いち、イケメン好青年を演じること

に、下ネタは絶対に言わないこと

さん、Aちゃんの動画を全部見てくること

よん、アルコールを摂取しないこと



僕の友達が変なやつだとは思われたくないし！

こればっかりはしょうがないんだ。わかってくれふぁんきぃ。




「ていうかなんで僕だけなん？」

「そりゃあとわこは大丈夫だと思うし、それに」

「それに？」

「とわこはAちゃんの推しだから、普段通りがいいかなって」




ふぁんきぃはけっと目を細める。

とわこは少し嬉しそうにはにかむ。




「やだやだ。いい歳して恋する男なんてさー」

「はあっ！？恋なんかしてないしっ」




どきっと心臓が跳ねる。



そりゃAちゃんには良い目で見られたいけど。

恋とは別な感情っていうかさ、参観日の子供みたいな感情？




「つーわけやからふぁんきぃ、よろしくな」

「ワトソンくんまでぇ……！」

「一緒に遊園地行ったるから」




よちよちととわこはふぁんきぃをあやす。

ありがたい……ありがとう。とわこ。




ピンポーン




家の中にチャイムの音が鳴り響く。








￣￣
うらつく、トシゾーのお話って少ないですね。悲しい。

あの声にあのビジュアルだから夢女子腐女子にモテる気がするんですけど。
性格的にも、めっちゃ良くないですか？尊み。


てかスナザメさんビジュアル系バンドマンだったんですね。

人狼のときの顔しか頭にないからびっくりしました。


あれがあのきゃわいいスナさん……！？！？

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