始めうまくいったものは半分できたも同然／towaco／猫助 リクエスト ページ47
やっぱりAが好きだ、あの時のあろまの言葉が頭から離れない。
普段Aと居ないとき、もしかしたら何かされているのではないかと思ってしまう。
そして実際何かあった時、きっとAはあろまの手を取ってしまうだろう。
始めうまくいったものは半分できたも同然
「とわこ久しぶりー！いつぶりかなあ」
Aはどこか晴々とした笑顔で家の中に入ってきた。
愛想を尽かされているのではと何度かAを誘ったが、中々都合がつかなかった。
そのまま二週間が経ち、やっと今顔を合わせることができたというわけだ。
まあAは社会人だし仕方がないのだが。
断られる度不安が募っていることをきっとAは知らないだろう。
「何飲む？紅茶でもコーヒーでもジュースでも……」
「気遣わないでよー！なんか寂しいんだけど」
「気を遣うというか、ふつうというか」
Aはソファに座りながら楽しそうに足を揺らす。
俺はとりあえず紅茶を選んだ。どうやらケーキを持ってきてくれたらしい。
それはそれでこっちも気を遣われているような気もするが、黙っておいた。
「はい、紅茶」
「ありがとー！てかさあ、最近とわこすっごい遊びに誘ってくれるんじゃん？」
どしたー？とでも言いたげに俺の顔を覗いてくる。
「いや、最近彼氏彼女っぽいことしてへんからさ。付き合ってんのに」
「な……なにそれぇ！！とわこ可愛いんだけどっ！？好き好き愛してる！！」
一応歳上であるAは余裕そうに俺の頭をわしゃわしゃと撫でてくる。
好きになってもらうはずが、こっちが好きになってしまっている。
こんなAをフったんだ。傷付けたんだ。
今更「やっぱり」だなんて許されるわけがない。
「そりゃあどうも。つかA最近忙しかったんやな」
「うーん、なんかねえ。今新規開拓してるらしくて忙しかったんだよお」
「寂しかった？」ぼさぼさになった俺の髪を直しながらAは優しく言う。
「寂しかっ……たわ。あろまに会ってんのかなあとか思ったり」
反応を伺うようにしてちらりとAを見る。
Aははっとしたような表情を見せた後、直ぐに爽やかな笑みに戻った。
「会ってないよ。なに、そんな寂しかった？ごめんって」
「や、心配やったから。まだ心残りあんのかなって思うと」
「……大丈夫。もうないよ」
アリストテレス
￣￣
文字数足りなさすぎるけど許してください。
なんかあろまがクズみたいやん！！！
リクエストありがとうございます！！！
正直は常に最善の策である／レトルト／コア リクエスト→←失敗は致命的ではない。変わらなければ、それこそが致命的になりうる／牛沢／幻奏音芽 リクエスト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
「短編集」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時透時雨 - 初めて見ましたけどとっても面白かったです。私もツイステにはまりました。推しはリドルくんとエペルくんです。これからも頑張ってください。 (2020年11月29日 13時) (
レス) id: 0c7bbb9f73 (このIDを非表示/違反報告)
こがお(プロフ) - コアさん» ありがとうございます！！！続編までもう少々お待ちくださいね！！！応援ありがとうございます、愛してます！！！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: ae85b11110 (このIDを非表示/違反報告)
コア(プロフ) - 続編決定おめでとうございます！！これからも応援させていただきます！！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: d905128377 (このIDを非表示/違反報告)
こがお(プロフ) - コアさん» わかります……っ、結局全員好きっていうね……！！！リクエストありがとうございます！！！ (2020年10月20日 21時) (レス) id: ae85b11110 (このIDを非表示/違反報告)
コア(プロフ) - ありがとうございます！！今回も神でしたぁ……！！こーくん推し…！私は花ちゃん推しです！でもこーくんもいい…！！(箱)またリクエストなんですが、続きをお願いします！ (2020年10月19日 17時) (レス) id: d905128377 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こがお | 作成日時：2020年8月18日 15時
