恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう／湯毛／椿 リクエスト ページ21
ある日。
「A、叩け！！俺を思いっきり蹴れ殴れ罵れ！！」
湯毛がドがつくほどのMになってしまった。
恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう
朝、目が覚めると目隠しを付けている湯毛。
昼、パソコンで仕事中の私に鞭を渡してくる湯毛。
夜、どこから買ってきたのか木馬を出してくる湯毛。
ちなみに誘いを断れば「放置プレイ……！」と喜び出す。
ドMは打たれ強く、力強いと改めて思い知った。怖い。
それをMで有名なフジにこれを伝えてみたところ。
すごい顔で「え、怖」と一言。湯毛、引かれてるぞ。
「というわけで、辞めて頂きたいのですが」
「なんで？」
とりあえず湯毛の望み通り紐で縛って置いておく。
湯毛は顔だけを私に向けて首を傾げる。
曇りなんてものは一切ない。心から思っている純粋な瞳だった。
「なんでっていうかさ、アウトでしょ。フジに言われたら」
「フジに言われようが俺は構わへん」
「そういう意地いらないんで」
そう、湯毛は前までごく普通の男性だった。
いつからか変わってしまった。なんの前兆もなく。
湯毛は本気で私に叩かれることを望んでいるみたいだし、ネタではない。
木馬とか首輪を集めるくらいだしね……。
一体何があって変わってしまったのか、今ではもうわからない。
「AはドMな人嫌いなん？」
ごろごろと転がり私の足元にやってきた湯毛が言う。
「や、べつにMは嫌いじゃないけど」
「じゃあ俺が嫌い？」
「なわけ！！……ないじゃん」
声を張り上げてしまい、はっとして顔をそらす。
そんな私を湯毛は愛おしそうに笑う。
どこか余裕のある、私をいじってくるような湯毛が好きだったんだけどな。
でも湯毛がMで私に虐めて欲しいのならば私は何も言うまい。
それにとことん付き合うしかないのだ。
「……なあ、これ解いて」
湯毛に言われた通り紐を解く。
ぐーっと背中を伸ばしたあと、私を見ないまま湯毛は一言。
「ドMとか、好きやと思ったんやけど」
「……はっ！？お前また私の部屋の同人誌読んだな！！！！」
フローレンス・ナイチンゲール
￣￣
なぜこがおのかく夢主はみんな腐ってるんだ……。
同人誌なんて人に見られたくないものダントツ一位よ。
リクエストありがとうございます！！！！！
毎日、あなたが恐れていることを一つ行いなさい／ヒラノ課長／猫助 リクエスト→←未来は今日始まる。明日始まるのではない／レトルト／コア リクエスト
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時透時雨 - 初めて見ましたけどとっても面白かったです。私もツイステにはまりました。推しはリドルくんとエペルくんです。これからも頑張ってください。 (2020年11月29日 13時) (
レス) id: 0c7bbb9f73 (このIDを非表示/違反報告)
こがお(プロフ) - コアさん» ありがとうございます！！！続編までもう少々お待ちくださいね！！！応援ありがとうございます、愛してます！！！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: ae85b11110 (このIDを非表示/違反報告)
コア(プロフ) - 続編決定おめでとうございます！！これからも応援させていただきます！！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: d905128377 (このIDを非表示/違反報告)
こがお(プロフ) - コアさん» わかります……っ、結局全員好きっていうね……！！！リクエストありがとうございます！！！ (2020年10月20日 21時) (レス) id: ae85b11110 (このIDを非表示/違反報告)
コア(プロフ) - ありがとうございます！！今回も神でしたぁ……！！こーくん推し…！私は花ちゃん推しです！でもこーくんもいい…！！(箱)またリクエストなんですが、続きをお願いします！ (2020年10月19日 17時) (レス) id: d905128377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こがお | 作成日時：2020年8月18日 15時
