【鬼滅の刃】学園に吸血鬼がいるなんて聞いてない。

３１話 ページ31

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『善逸！！！ 久しぶりだね！』
「ああああああ！ Aちゃんだぁ！」


ひさしぶりだねぇぇぇぇ！とデレデレ顔でやって来て私に抱きついたのは一つ上の学年の、我妻善逸。


母の知り合いの家の子で、小学生の時に知り合った。

彼も、私と同じ様な理由でこの風紀委員になったと騒いでいたが、善逸も友人に売られたんだね(憐れみ)



「うっわ、めっちゃいい匂いする…なにこれ」
『なに匂い嗅いでんだお前！！！』
「アッちがくてまっああああああ！！！！！」



お腹に顔を埋めた彼は、すんすんと私の匂いを嗅ぎ始める。

まるでマーキングをする犬の様な行為に恥ずかしくなった私は握りしめた拳で善逸をぶん殴ると、彼は清々しいほどにぶっ飛んでいった。



「ねぇ！？ 俺の腹そんな力一杯ぶん殴ったら潰れるよ！？！」
『潰れろください』
「ひどい！！！！！」


うえええ、と泣く真似をする善逸に、少しだけ罪悪感を感じてごめんって！と頭を撫でればすぐふにゃりと表情を崩す。


うっ、かわいいなこいつ…

こんな頼りない人でも先輩。一応は尊敬しないとね？絶対尊敬したくないけど(圧倒的矛盾)

しかも泣き虫ですぐナンパする善逸は、すぐ女の子に絡みに行く。といっても、流石に抱きつくのは私ぐらいにしかしないのだが。



と、そこで違和感が。


……アレ、善逸が最後に泣いたのっていつだったっけ。高校生になってからは一回も見てない様な…？

小学生の頃はじっちゃんの訓練がきつい！ってすーぐ泣いていたのに。
成長した、っていう事？


いやでも何か引っかかる。
胸のわだかまりを残しながらも、目の前にいる金髪の彼の話に相槌を打った。





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だめだオールでカラオケ行くんじゃなかった眠すぎるどうしよしんどい(((
２０分昼寝はしたにせよ実質これは二徹目のカラオケでは…？
あっもう豆腐さん死にますねこれ(悟り)

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