今日:17 hit、昨日:2 hit、合計:47,618 hit
小|中|大
部長 / xiumin ページ5
.
「お疲れ様」
ぴたっとくっついたのは暖かい缶コーヒー。
『あ、部長!ありがとうございます』
残業中、残っているのはミンソク部長と私だけ。外はもう暗く、電気も所々消えている。
「どう?終わりそう??」
コーヒーを啜ってはちらりと猫目の目で見てくる
『なんとか…もうすぐ出来そうですかね』
カチカチっとマウスをタッチして返答する
「…いつも歩いて帰ってるの?」
『あ、はい!』
「今日、暗いし送るよ」
空になった缶コーヒーを潰してはゴミ箱に投げ入れる
あ、ナイスシュート
『え、申し訳ないですよ…』
本当に外は暗いけど、部長に送って貰うのは気が引ける
唯でさえ部長はモテるんだから…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
120人がお気に入り
120人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユラ | 作成日時:2019年7月2日 1時