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『ほんと、ありがとうございます…どう感謝すればいいのか…』
「ふふ、そんなに感謝しなくてもいいよ。僕が助けたかったから」
ちょっと照れたような顔をして答えるあの人
『あ、そういえば、お名前なんて言うんですか？？』
「…うーん、えっとね、チャンイーシンだよ。…知ってる？」
あれ？なんか聞いたことあるような
『…すいません、聞いたことあるかもですけど分かりません…』
するとイーシンさんは少しだけ目を見開いてから笑うと
「ふふ、そっかあ。あ、そうだ。またあのおっさんが来て連れてかれてる時に僕がすぐ来れるように連絡先交換しよう？」
「僕が君のヒーローになってあげるから。」
にっこり笑うイーシンさんは、まるで本物のヒーローの様だった。
SNSでチャンイーシン基レイを見つけて椅子から落ちるのはまた先の話
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作者名：ユラ | 作成日時：2019年7月2日 1時
