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船着場に着くと、もう本州行きの船は着いていた。
風「じゃあ、行ってきます。」
「うん、、」
マ「また今度絶対来るから！」
マリくんはクラリネットのケースを大切に持ちながらそう言う。
聡「マリウスぅー」
そう言って聡はマリくんに抱き着いた。
マ「もー聡ちゃん、連絡先交換したしいつでも話せるよ！」
風「お前ら2人とも天使かよ。」
本当風磨くんの言うとうり聡はマリくんと居る時とっても笑顔で2人とも天使みたいだ。
私はチラッと風磨くんの顔を見るととっても切ない顔をしていた。
すると勝利が私の耳に顔を近づけてきた。
勝「風磨くん可哀想だからA抱きつきに行ってあげて(小声で)」
「え！？」
もう一度風磨くんの顔を見るとさっきよりも切ない顔をしていた。
私はどうしても居られなくなって風磨くんに思いっきり抱き着いた。
風「ちょっ、」
風磨くんは満更でも無い顔をしている。
風「気遣ってくれたんだよな？ありがとう笑」
勝「良かったねーふーまくん⤴︎︎︎︎︎」
勝利の言い方に笑ってしまった。
風「そろそろ船出るからもう行くね。」
「うん。」
それから風磨くんとマリくんはそれぞれ荷物を持って船に乗って行った。
「あぁ、なんか寂しいなー。」
勝「まあまあ、笑」
それから聡と別れて勝利と家に帰る事にした。
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作者名：のの | 作成日時：2021年1月31日 14時
