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そして次の日、

いよいよオープンスクールの日がやってきた。

私はいつものように音楽室に行ってドアを開けると、

そこには今まで見たこと無い風景があった。





「え、、」





なんと音楽室の半分が埋まるくらいオープンスクールにやって来た人達がいたのだ。





「ねぇ、聡……なんでこんなに集まってるの、?」

聡「いや、俺が知りたいよ、笑」

健「じゃあみんな座って!まさか俺もこんなに集まるとは思って無かったよ、笑
じゃあ始めようか。」





それから中3の子達は自分がやりたい楽器パートの人達の所に集まり始めた。

すると私の所にも3人の女の子達がやってきた。





『あの、私ホルンやった事ないんですけど大丈夫ですか、?』





私はそう聞かれて直ぐに「全然大丈夫だよ!」と答えた。





『あ、私は!中一の頃からホルンやってて……高校入ってもホルンしたいなと思ってて……』

「うんうん!一緒にやろう!」





でも私はずっと、なんでこんなに人が集まってくれたのか疑問に思っていた。

そして私は思い切って聞いてみることにした。





「ねえねえ、なんでこのなんも無い島の高校行きたいって思ったの?」





すると女の子達は「え、」みたいな顔をした。





『何もないって……あるじゃないですか!笑』

『そうですよ!あの海めっちゃ綺麗じゃないですか!』

『これ、見てください。』





そう言って女の子達3人はいっせいに私にスマホの画面を見せてきた。

そこには誰かがインスタでこの学校の音楽室から撮った写真がたくさん載せられていた。

ユーザー名を見ると『手羽先工業』と書かれていた。





『この手羽先工業って人がここの音楽室から見た風景を載せてて
めっちゃ綺麗だなって思ってここに来ました、笑』

「あ、、」




私はその時去年の夏の事を思い出した。





(そういえば風磨くんが写真めっちゃ撮ってた気が……まさか手羽先工業って風磨くん、?笑)





すんごい名前だなとか思いながらも私は風磨くんに「ありがとう」と
何度も心の中で唱えた。





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設定タグ:SexyZone,松島聡,佐藤勝利 , しょりそう , 吹奏楽部   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:のの | 作成日時:2021年1月31日 14時

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