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次の日の昼、
私と勝利は昼ごはんを食べて出掛けることにした。
勝「ねぇまずどこ行く？」
「んー、神社とか、？笑」
勝「デートで神社、笑 まあ行ってみようよ。」
それから私は勝利を案内して神社の階段前に着いた。
勝「うわぁ、こんなとこにこんな豪華な神社あったんだ。」
「うん、笑昔は良くここで聡とどっちが早く登れるか対決してた、笑」
勝「……へ、へぇ。じゃあ俺らも対決しようよ。」
「へ？！絶対勝利の方がはやいじゃん、笑」
勝「まあまあ、じゃあ用意スタート！」
と言うと勝利は急いで階段を登り始めた。
「えちょ、待ってよ！」
私も追いかけて階段を登る。
勝「やったぁ！着いたー！」
と勝利が言った時私はまだ20段くらいあった。
「ちょ、勝利はやすぎ、笑」
私もそう言いながら何とか登りきることが出来た。
勝「あ、お賽銭箱。」
「5円でも入れようか。」
勝「そうだね。」
と言い、私たちは財布を取り出してそれぞれ5円ずつ入れる事にした。
そして2人で目を閉じて両手を合わせた。
(また聡と仲良く出来ますように……)
そう願って私は目を開いた。
勝「なんて願ったの？」
そう聞いてくる勝利に、なんだか申し訳なくなって、
私は「内緒……」と答えた。
「じゃあ勝利は？」
勝「えぇ？笑 またAと演奏が出来ますようにって、笑」
「うぉ、ありがとう。」
勝「ハハハッ笑」
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作者名：のの | 作成日時：2021年1月31日 14時
