. * ホルン青年と幼馴染 * . 【Shori・So】~second~

54、【聡】 ページ6

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今日もいつもの様に合奏をしていると中島先生がAに注意をし始めた。





健「ほらほら、そこのホルン、もっとここスラー意識しないと綺麗な演奏にならないぞ、
ここのホルン2人が揃わないと星宮、佐藤の足、引っ張んないように、」

貴「は、はい…」




Aはとても切ない表情をしている。

俺がなにか力になれたらいいんだけど、パートも違うし、
何よりアドバイス出来る程の実力がない。





健「じゃあ15分休憩ー、」





中島先生がそう言って俺はAの所に行こうとした、が。。

勝利がAに付きっきりで練習に付き合っている姿を見て俺は足を止めた。




そっか、Aには勝利が居るんだ。

俺なんか、、、




なんて、いつも俺はネガティブに考えてしまう。

本当、自分の悪い所だ。



こんなとこでネガティブになってたらダメだ、と気合いを入れ直して俺も練習する事にした。





勝利に、負けないように






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