独占欲の強い彼,, 【Mizuki.I】 (ページ27)

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マホ side

私はフルートの先輩に着いてって、運動場が見える側の校舎の廊下で練習する事になった。

すると運動場を見ると、一点に人が集まっていた。

そこには倒れているお兄ちゃんの姿があった。

「お兄ちゃん！？」

私はいち早く階段をおりてった。

先輩「ちょっ、マホちゃん！？」

先輩が呼んでるけど、今は関係ない。

私が保健室の方に行くと救急車からでてきた先生達がお兄ちゃんを荷台に乗せる準備をしていた。

「あの！私この人の妹です！」

医者「じゃあ、あなたも着いてきてください」

お兄ちゃんが救急車に乗せられるときに私もお兄ちゃんと一緒に乗ることにした。

「あの！お兄ちゃんは大丈夫なんですか？」

医者「まだ、病状が分かっていません。とりあえず検査して、入院しましょう。」

「は、はい、、」

それから病院に着いてお兄ちゃんは検査室へ運ばれて行った。

それから何分かして、お兄ちゃんは検査室から出てきた。

「あっあの！」

医者「貴方のお兄様は重度のストレスにより栄養バランスが整えられていなくそれで倒れてしまった可能性が高いです、」

そう言って医者は瑞稀の乗っているベッドを転がして501号室まで運んで行った。

それに私も後ろから着いていく。