独占欲の強い彼,, 【Mizuki.I】 (ページ24)

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そして病院に着いた。

受付カウンターの人に聞くことにした。

「あの！」

受付カウンター「はっはい！？」

「あの、井上瑞稀って人来ましたか？」

受付カウンター「あっ、今501号室の方に運ばれてい来ました。」

「あ、ありがとうございます！」

私は心の中で501号室、501号室と唱えながら急いで瑞稀の所に向かっていた。

501号室に着いた。

「瑞稀！？」

私はそう言いながらドアを引くと瑞稀がベッドに横になっている隣で座っているマホちゃんの姿があった。

マホ「A先輩...？」

「マホちゃん、瑞稀は大丈夫なの？」

マホちゃんは黙ったまま。

すると何分か経って、マホちゃんが口を開いた。

マホ「あの、もう瑞稀に近づかないで下さい。」

「え？」

私は理解が追いつかなかった。

マホ「A先輩のせいで瑞稀はこんなんになっちゃったんです。だから、もう近づかないで下さい！」

わ、私のせいで瑞稀が...？

私は何も言葉を発せず、帰ることにした。