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優斗 side
瑞稀「んもーおせえな」
朝から瑞稀は怒ってる。
なぜならAちゃんがなかなか家から出てこないからだ。
するとAちゃんちの玄関のドアが開き、龍斗が出てくる。
「よっ、龍斗」
龍斗「あ、おはようございます」
相変わらず敬語だ、笑
瑞稀「Aは？」
龍斗「姉ちゃんなら、今日休みです、」
「え、なんで？」
龍斗「昨日から腹痛で、、」
瑞稀「まじかよ、んもーーーーーー」
瑞稀は頭を抱えている。
そう、
瑞稀はAちゃんが学校を休むと性格が一変するのだ。
龍斗は蒼弥と2人で学校に向かっている。
俺達も行く事にした。
「おい、瑞稀、行くぞ」
瑞稀「えぇ、っちょ、なんも思わないの？」
「え、何が」
瑞稀「Aの事、心配じゃないの？」
「いや、心配だよ、でも心配するなんて言ったら瑞稀、壁ドンするだろ？」
瑞稀「い、いや...」
珍しく瑞稀は壁ドンをしてこない。
本当、性格が変わりすぎる、笑
「Aちゃんさ、可愛いよね」
おれは冗談でそういう。
瑞稀「う、うん、」
あ、あれ？いつもなら怒るのに、笑
「今日は怒らないねぇ」
瑞稀「怒りが湧いてこないんだ、心の底から。」
本当、こやつAちゃんのこと好きなんだな、
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作者名：のの | 作成日時：2020年9月20日 0時
