最弱個性で飛び跳ねる！ (ページ5)

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初めて会った原作キャラくんページ5

あれから数ヶ月がたち、どれくらいのことが出来るのか分かった。

まずは異形型の個性では無いこと！個性【コイキング】は見た目がコイキングに変化することと跳ねることしか出来ない。爆豪がよく言う【没個性】だね！

だとしても！！私は相変わらず跳ね続け！プロヒーロー兎のミルコを越える超人になるのだ！！

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今日は幼稚園の日。
転生者だから周りの子に馴染むのが難しいと思った？残念！私は子供好きだし元気いっぱいの子だから差恥もなく園児達と遊べるもんねー！幼稚園の先生達からはお姉ちゃんポジションとして見られているよ☆

今日も中庭で遊んでいたんだけど……

ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ……

｢わー！あめだー！｣ｷｬｷｬ

｢(水溜まりで)ぽちゃぽちゃしてあそぼうぜー！｣

『(ん？なんか体が軽くなったような)』

試しに軽く走ると…………

『うおぁ？！？！(早っ？！)』

【コイキングの特性】すいすい
雨の日になるとスピードが2倍に上がる。
※後々判明するが液体に濡れてもスピードが上がる

｢Aすげぇ〜！！！｣

｢Aちゃん早ーい！｣

見てないで助けてもらえませんかね？！初めてのことで困惑しているの！私！

ﾄﾞｼｬｰｰｰｰｰｰｰﾝ！！！！！！(雷の音)

｢｢『ひぃ？！？！』｣｣

マッッッッ！！！！待って園内で雷落ちなかった？！

『かみなりさんオコだね。えんないにかえろ〜』

｢お、おれはカミナリなんかこわくねぇし！｣

｢Aちゃん……て…つないで…｣

『いいよ〜！』

雷に強がっている幼稚な男の手もとって、園内に戻ろうと足を進めていく。

｢うわぁーーーーーーーん！！！｣

｢こわいよぉ！！！！｣

｢ゔぃらんみたい〜！！！！｣

『んぁ？』

騒ぎの所に向かうとそこには何人かの園児と先生が怯えたような目で1人の少年を見つめていた。

その少年はボロボロで周りに電気を纏っているようでバチバチと音を立てていた。
泣きそうな目で園児を先生を見ている少年に
私は気づいた。

『(なんで今まで気が付かなかったんだろう)』

私は両手を離し少年の元へ行く
全く。なんで誰も彼のところに行かないの？逆にこんな思いをしていたのに原作であの性格は本当に強い子だと感じるけどさ！

『だいじょうぶ？でんきくん？』

上鳴｢……え？｣