21話 ★ ページ22
場所は変わり、ゾムとイツキは目の前の鉄の扉を見ながら皆とインカムを通じて話をしていた
いきなり通話に入ってきたクラレ先生に驚きながらもゾムはどうやったらこの扉を壊せるのかを考えていた
《い、いや それよりも!クラレ先生!あれって何んですか!?》
《トントン君 落ち着きたまえ
私が言っているのはゾム君に渡した、改良した手榴弾の事だよ》
ゾムはいつもの手榴弾を入れるのとは逆のポケットから小型の物を取り出した
「ああ、これか
でもな?クラレ先生 これ結構小型なんやけど...」
《心配はいらないよ! ちゃーんと鉄の扉位は吹き飛ぶから》
《...ゾム やれ》
グルッペンの冷静な声にAが怪我をするかもしれないと思ったゾムは思わず
「Aが怪我するかもしれんやん!」
と言ったが、ロボロから帰ってきた返事はAが被害に会う確率は低いという事だった
それを聞いたイツキはゾムに
『ゾム...お願い お姉ちゃんを...助けたい』
と言った
それを聞いたゾムは「...わかった」とだけ言い、少し遠くの壁の裏へ行った
イツキもそこへ行くとゾムは扉の少し手前側に落ちるように手榴弾を投げた
爆発した音と何かが壊れる様な音が辺りに響いた
爆風が収まり、扉のあった方を見てみると、扉は綺麗に無くなっており、部屋の中が見えた
部屋の中には体に爆弾を巻かれ、手足を固定された状態で椅子に眠らされているAがいた
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麻倉詩悠(プロフ) - ちささん» ソウデスネ。 (2018年8月20日 19時) (レス) id: a040d2aa31 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - リリカちゃんマジかわいい (2018年8月20日 18時) (レス) id: 66b8654969 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ちささん» ありがとうございます! (2018年8月8日 10時) (レス) id: edd37ea5f2 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 応援してます!更新頑張って下さい。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 9ec0272e47 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ちささん» メモ怖いねんけどwww (2018年7月3日 23時) (レス) id: edd37ea5f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麻倉葵 x他2人 | 作成日時:2018年6月24日 9時