今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:13,239 hit
小｜中｜大
動揺 ページ15
「あんたら、知らないのかい？
焔は生きているよ。」
義兄の電話越しに聞こえた祖母の声に衝撃を隠せなかった。
「うそでしょ・・・・師匠が・・・。」
爆豪は手のひらで小さな爆発を起こし、二人に言った。
「行って来いよ。」
「そうだな。」
低く、そして聞きなれた声に思わず振り向く。
「消太、あんたなんでここに・・・・。」
「轟に呼ばれたんだ。近辺の敵討伐なら俺がやる。」
「ごめんね、ありがとう。」
そうして二人は移動ポーションの霧に消えていった。
「爆豪、轟。お前らも帰れ。話は聞いてる。」
担任の言うことに否定もできず、そのままジーニアスを後にする。
「おい、爆豪。お前このあと少し時間あるか？」
「んだよ。」
「親父に聞けば焔さんのことわかるはずだ。俺の従兄にあたるんだ。」
爆豪は勢いよく振り向き轟の肩をつかみ揺さぶる。
「お前、それ本当かよ・・・。」
「ああ。」
「俺も行く。イトナ先生の隠していることが知りたい。」
「じゃあ、こっちから行くぞ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麻倉詩悠 | 作成日時：2018年7月29日 11時
