色 ページ10
『Smoothie ねえ、、』
半年ぶりのカムバが決まって、録音したり、振り入れたり、いろいろ準備してるとこなんだけど
「ヒョン、今回髪色は？」
俺今回白〜！！なんていつもより1、いや2トーンくらい高い声でそう言ったジェミニ。
『ジェミニ今回白かあ、俺何色がいいと思う？』
「ジェミニヒョン白で、僕がオレンジなんで、ヒョン金髪とかどうですか？」
『お？チソンイオレンジなの？』
まじゃよ〜 なんて低い声出しながら可愛くにこにこしながらそう言うもんだからいつものように手がチソンの頭に伸びる。
「ヒョン！！金いいじゃん！！やったことないよね？」
『いつも色抜いて色入れるとこまでやってたからね』
金かあ、そういやマク去年金色だったっけ。
あの長めの髪も良かったよなあ、マク。俺も伸ばそっかな。
なんてそう思って、携帯を開いてカメラロールを去年の2月ごろまで遡る。と出てくる隠し撮りしたマクの写真。
「盗撮すんな」
『びっ、くりした、、いきなり話しかけないでよ』
後ろから聞こえてくるマクの声に思わず肩を震わせる。
俺被害者なんだからAにそんなこと言う権利ないだろ なんて笑いながら俺の隣に座るマク。
『髪長いのと短いの、どっちがいいと思う？あと金にもしようと思ってるんだけど』
「Aこんときの俺ぐらい長いのしたことないしやってみてもいいんじゃない？俺はどんなAでも好きだ、し。」
後半恥ずかしそうに詰まりながら声を小さくするマク。をじっと見つめていると聞こえてくる高い笑い声。
「あに、マクヒョンAヒョンにプロポーズしてんの？はー、レジェンドだこれ。ジェノ動画撮ってた？」
「ヤー、ヘチャナ！お前もAにどっちが好きか聞かれたらこう答えるだろ！」
「マクヒョン、Aヒョンはどっちが良いか聞いただけでどっちが好きかまでは聞いてないよ」
「ロンジュナ、言ったら余計マクヒョン恥ずかしくなるからやめなって」
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作者名：蛍 | 作成日時：2023年10月28日 2時
