溺愛最年長 2 【NCT】 (ページ28)

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ふわふわしてる頭の中で俺の目に映ったのは最近はあまりみることのなかった静かなジェミニで、今はジェノを見ながら静かに微笑む綺麗な顔をじっと見つめていた。

考えるよりも行動するモードに入ってた俺はさっきまで意識は90%ロンジュニにあったのに今はその対象がジェミニだ。

『じぇみな、ちそんいとなりにいるのにしずかだね？』

意識はあるよ、もちろん。自分がジェミニに話しかけてることはわかる。お酒を飲んでて普段通りの俺じゃないってことも分かってる。けど口は止まらなくて。

俺の言葉に視線をこちらに向けたジェミニはさっきまでの笑顔は無くなっていたけれど、綺麗な顔には変わりなかった。

『ほんと、かっこいい』

『もっとこっちきてよ』

隣にいたマクにジェミニと席かわってと言うとマクはなんで！なんて叫んでたけど渋々変わってくれた。

『ななちゃん、どこいったの？』

隣に座ったジェミニの頭を撫でながらそう問うとヒョンが構ってくれないから帰っちゃったなんて目を見つめながら言われた。

静かなジェミニが何故か異様に気になって、それにさっき言われた言葉で俺が必要なんだなー、なんて自惚れた考えだけがふわふわした頭の中に巡った。

『おれ、じぇみにだいすきだよ、じぇみにのためなら、なんでもできる』

なんて酒なしでは酷く恥ずかしい言葉を面と向かってそう言ってやるとあー、ヒョン…何でもやるは言いすぎでしょなんてぼやきが聞こえてきた。

「あは、それってポッポもしてくれるの？」

なんて冗談っぽくジェミニがそう言うからずっとジェミニの頭を撫でてた手を頭の後ろに回してぐっ、と距離を近付ける。

ジェミニの匂いが頭まで入ってくるような気がして

元々おっきなジェミニの目が、もっとおっきくなったのが見えて

あ、これほんとにくっついちゃうな、