溺愛最年長 2 【NCT】 (ページ23)

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「お、あんにょん」

「A来るから、待っててね」

マクからの電話でインスタライブすることに決まって、ライブを付けた瞬間から笑った顔で画面越しに俺を呼ぶ声にすんなりと従ってリクエストを送る。

「왔어 왔어(来た来た)～」

なんてゆるゆるの顔でそう言うから

『マクが俺に会えなくて寂しいらしいので顔を見せに来てあげました、こんばんは』

マクが恥ずかしがるように言ったつもりなんだけど画面の向こう側のカモメ眉はなんとも思ってなさそうな、なんなら誇らしげな感じで。
適当に会話を繋げながら俺は画面の外でお酒を用意して呑み始める。

『“飲酒ライブ？ㅋㅋ” あー、はい、マクが呑んでるので俺も、笑』

「久しぶりに顔見るから、気分が変だね？」

『うん、早く会いたいね、マク』

「ああああ〜、！俺も… Aもこっち飛んできて」

『無理、韓国で待ってるから頑張って、俺ツアーのマク毎回見てるんだから』

「알았어(わかったよ)〜…」

「ほんと、俺Aいないと生きてけないみたい」

マクが自分の手で覆いながら小さくそう言う。ふとした時に出るマクの低い声を久しぶりに聞いて少しドキッとしたのは内緒。
女々しくてごめん、なんて1人でマクに謝っておいた。

画面を見ると夜にも関わらずコメントがすごい速さで流れていて、まだ完全に酔ってない頭の中でマクほんと天然人たらしだよなあなんて考えていた。

シズニのコメントを拾ったり、マクがツアーの話をしたりしてお酒も進むと、俺もだんだんふわふわしてきて。でも絶対ハイペースで呑むな！と言われたジェノの声だけはしっかり頭に残っていた。

『マク、いつも俺が意地張ってごめんね、これから俺からも連絡する』

なんて脈略もなしに口からポロリと零れた。マクはもうそんなに呑んでなくて、酔いもちょっと冷めてそうだったけどうんなんてカメラ越しに俺を見つめて優しく笑うから今日はいい夢見れそうだな〜なんてふわふわな頭の中で思った。

「Aはもう寝なきゃダメなので終わりますね、あんにょん」

『あんにょ〜ん』

@sss
夜中の唐突なマクAインライなに、、、？🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️

@yyy
正直今までの誰のインライより糖分過多すぎた、Aって酔うとあんな感じなんだ、、、

@nnn
てかマクAのことほぼ彼女として見てるだろメロすぎるしんどすぎる

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