溺愛最年長 2 【NCT】 (ページ2)

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・　JM ページ2

「なんでそこでヒョンが怒るわけ？」

つい、声に出てしまった。

あのジェノが目を見開いて俺の方を見ている。

ヒョンは、は？という顔で俺を見つめている。廊下からはキャッキャと騒ぐマクヒョンとへチャニの声が聞こえてくる。

ああ、ここ見られたらめんどくさい事になるな、なんて考える頭の余裕は何故かあって自分でも笑けてくる。

「俺らはヒョンが1番なのに、ヒョンは俺達が1番じゃないんだ」

へチャニたちが帰ってくるタイミングに合わせるようにして話を切り上げる。

ちょっと自販機行ってくるわ〜なんて自然を装って外に出る。へチャニはあ、俺の水も買ってきといてなんて普通に返事してくる。普段鋭いのに、今回は救われたな。

部屋を出る前にヒョンの表情を盗み見したら、ヒョンはマクヒョンたちに俺達の重い雰囲気を感じられないようになるべくいつも通りにしているようだった。

ジェノは何にも言わなかったけど、お前も俺と同じこと思ってるでしょ。