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#44 ページ4

ジュースやお菓子、ラーメンなどがいっぱい詰め込まれた袋を持ってわたしの家に向かう。
さりげなく重いものが入っている袋はスニョンやジフンが持ってくれていた。優しいなあ。


そんなこんなで私の家に到着だ。買い出しの時間が長すぎた。帰りに皆の家によって着替えとか持ってきたから、その分の荷物も増えて腕が落ちそうだ。はやく制服を脱ぎたい。


鍵を開けようとしているわたしの後ろで はやくー とぼやいているスニョンに 家入れないぞー と返したらスッと黙っていた。


『はーーただいまーー!!』


「ただいまー!!」


おまえの家じゃねえよとジフンから突っ込まれているスニョン。なんでもいいからとりあえず手洗ってくれ。


体感的に久しぶりな感じがするジュニに話しかければ、おなかすいたねー! なんて特大笑顔で言われた。うん。とりあえず着替えてまずご飯食べようね。


「A、スニョン、やっぱりお前ら勉強する気ないだろ」


ウォヌにそう言われるまで勉強会ということはすっかり忘れていた。スニョンの方を見ると目が泳いでいて


「もう今日は勉強いいじゃん!普通のお泊りにしよ!」


ってお得意の目が無くなるくらいの笑顔でそう言った。ジフンはため息ついてるし、ウォヌは だろうな なんて言いながらメガネをかけ直してる。ジュニは お泊りー! とただただ楽しんでいた。


『とりあえずご飯食べよう。ジュニがおなかすいたって』


その言葉を皮切りにドタバタの夕食準備が始まった。


なんとか準備は終わったけれど、皆はインスタの更新で忙しいらしい。ウォヌの携帯を覗いてみると、わたしの姿だけがちょっと写っていて勘違いされそうだったのでストーリーにあげるのを断っておいた。

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作者名: | 作成日時:2022年12月27日 9時

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