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#23 ページ23

『うわっ、え?』




咄嗟に口から出たその音。状況整理しようとしてたら頭に感じる感覚。




「A、寝癖ついてるよ」




そう言ってわたしの髪をいじいじと触るジュナ。え、なにこれ。なにこの状況?こんなの初めてなんだけど?わたしジュニが朝可愛がったネコだと思われてる?




『ヤー、ジュナ!ありがたいけどはやく学校行かないと!』




「え〜、もうどうせ間に合わないよ!ゆっくり行こう」




時間を確認すると確かに間に合いそうにない。ジュニの言う通りにしよう。二時間目に間に合えば大丈夫でしょ。そう言い聞かせた。





「ヤー!A!寝坊して俺と一緒に行かなかったくせにジュニとふたりで登校かよ!」




学校に着くとスニョンがそう言った。ちなみにその日一日拗ねてた。可愛いところあるよね。

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作者名: | 作成日時:2022年12月11日 1時

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