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#22 ページ22
『やば、寝すぎた』
起きて時計を見ると8時20分。条件反射で独り言が出る。
急いで準備して家を出る。スマホをみるとスニョンから数件着信履歴があり、 A〜先行っとくからな〜 と連絡があった。
急いで学校に向かっていると前には見慣れた後ろ姿。
『ジュナ、遅刻するよ!』
そう話しかけるとびっくりしたように後ろを振り返るジュナ。よく見ると寝癖がついてる。
「Aおはよ〜 道にネコいて可愛がってたらこんな時間になってた〜」
ふわふわと効果音がつきそうな喋り方でそう言う。寝起きでネコ可愛がってきたのか。遅刻という未来は見えなかったのか?
『なんでもいいけどジュナ!急ぐよ!遅刻する!』
そう言ってジュニを追い抜いて走ろうとしたけど体が動かなかった。動かないというより後ろに引っ張られた感覚だ。
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作者名:蛍 | 作成日時:2022年12月11日 1時