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#12 ページ12
『はあ、、ジュナ、わたし負ける気しなかったんだけどな』
「ぼくも皆パー出すと思ったのに。滅多にチョキで負けることないのになあ」
ジュナはじゃんけんをすると高確率でチョキを出す。もうみんなにバレてるのだ。でもみんなは言わない。そしてわたしも言わない。ジュニに奢らせたいとかでは決してない。ジュニがこの一連の流れにいつ気付くのか、興味深いからである。
『みんな何いるって言ってたっけ?』
そうジュニに尋ねるとまさかの返答
「え、A聞いてこなかったの?」
なんと!これは合法的に奢りを回避できるのでは、、!
『ジュナ、このまま戻ろう。ちゃんと伝えなかったきみたちも同罪だ ってデカい態度取るんだよ。いい?』
「でもA、僕ゆず茶飲みたいんだよね。自販機行こ。」
ジュナァ、、、行くけど、、
「Aは何欲しい?Aの分だけ買ってあげるよ」
『いちごみるく!!』
ジュニは優しい。
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作者名:蛍 | 作成日時:2022年12月11日 1時